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1. ひらめき 普段の授業に溶け込むICT活用授業

投稿日時: 2013/11/15 教育研究所
   ICT活用授業というと大げさ感じがしますが、実物投影機でいろんなものを拡大投影したり、授業に関わる写真を地デジテレビに提示したり、電子教科書を提示するなど、ICT機器を使って、児童・生徒の興味を引き出し、授業への集中力を高め、理解を助けたり深めたりする資料を数十秒提示するだけでもICT活用授業となります。
アームを伸ばした状態。  
   地デジテレビ・実物投影機・提示用の電子教科書が、普通教室で準備いらずで使える環境が整っているので、普段の授業に溶け込むICT活用授業の観点から、思いつくままに箇条書きで事例を掲載します。


学習する教科書のページを授業が始まる前に提示しておく   これから学習する教科書のページが地デジテレビに提示されているだけで、授業への集中力が増すようです。小学校低学年では効果が顕著なようです。

教科書の挿絵を拡大表示 電子教科書の挿絵を拡大表示するだけでイメージがふくらんだり、理解を深めたりできるようです。

【タイマーや時計を地デジテレビに大写しにする   時間を定めて行動させる場合、タイマーを大写しにして残り時間が提示されることで、集中力が高まるようです。次のソフト、アプリが良さそうです。

【Touch LCD】液晶画面を忠実にシミュレートした綺麗な時計アプリ。
Touch LCD  ユニバーサルアプリ》 (学校用 iPad mini 用にダウンロード済み
   液晶画面を忠実にシミュレートした綺麗な時計アプリ。
   アラーム・タイマー・世界時計などの機能もあります。

【見えるプレゼンタイマー】構成・時間配分が簡単に設定できるプレゼンタイマー。見えるプレゼンタイマー  《iPhone・iPod Touchアプリ 
   構成・時間配分が簡単に設定できるプレゼンタイマー。
   プレゼンや講評など、話す機会の多い先生方は持っていた方がいいかもしれません。

【くり返し提示する   地デジテレビに接続したパソコンや学校用iPad mini から、『きょうざいのお部屋』のフラッシュ型教材を選んで活用。

【実演・実験等を事前に実物投影機で撮影 手元の作業を見せる場合や、実演指導の場合は、事前に動画撮影しておくと、授業中に何度も演示する必要がなくなり個別指導の時間ができる。費用がかさむ実験や、準備に時間がかかる実験も動画に撮影しておくことで状況に合わせて使用が可能。

【実物投影機で拡大提示して説明 定規・分度器・メスシリンダーなどの目盛りの読み方や鍵盤ハーモニカの指導など手元を映してその場で説明。

【実物投影機で答え合わせ  地デジテレビに提示されている場合は投影している紙に、プロジェクターで投影している場合は投影場所に書き込む。プラズマテレビが設置された学校では、水性マーカーでガラス面に書き込ませている事例もありました。

【実物投影機でプレゼン  紙の資料をめくりながらプレゼン。OHPの要領でプレゼンできます。書き込みながら説明する資料は、ラミネート加工したりクリアーファイルに入れて、水性ペンで書き込み。

【実物投影機の録画機能で跳び箱・マット運動の指導   iPad mini の録画機能で跳び箱・マット運動の指導  

【実物投影機で版画の指導  

【実物投影機の録画機能で学芸会・発表会・合唱指導 【iPad mini の録画機能で学芸会・発表会・合唱指導

【模造紙をスクリーンにして書き込み    提示した資料のうち強調したい情報のみをなぞって残したり説明を書き込むことで、そのまま掲示資料として活用。

【運動の見本を学校HPに掲載     学校用iPad mini で撮影した運動の見本を種目別に短い動画で学校HPに掲載。エイサーの練習動画を掲載した事例もありました。

【職員会議・研修会等で 実物投影機を使う     見せるだけで済む資料は極力『実物投影機+地デジテレビ or プロジェクター』
【職員会議・研修会等で ノートパソコンを使う   見せるだけで済む資料は極力『ノートパソコン+地デジテレビ or プロジェクター』
【職員会議・研修会等で 学校用iPad mini を使う     見せるだけで済む資料は極力『学校用iPad mini +地デジテレビ or プロジェクター』