浦研ダイアリー

会議・研修 研究授業参観 【沢岻小4年 算数】


   沢岻小学校で実施された4年生の算数の研究授業を参観してきました。

   黒板周りには地デジテレビと、本年度、新規導入された電子黒板機能付きプロジェクター・実物投影機が並び、それらのICT機器が効果的に使用されている印象を受けました。

   地デジテレビにはワークシートを提示し、電子黒板機能付きプロジェクタと実物投影機を使って児童が書き込んだワークシートを投影して児童自身に説明させる場面で使用していました。
プロジェクターに実物投影機を接続。 学習する内容を教科書で確認させています。 地デジテレビにはワークシートが掲示されています。
多くの先生方が授業参観していました。 児童に配られたワークシート。 期間巡視しながら考え方を確認。
二人で話し合って考えをまとめさせています。 児童が発表する様子。 クリアファイルにワークシートを挟んで、先生が赤の水性マーカーで添削。
※マウスカーソルを写真の上に置くと、その写真の説明が表示されます。

   子供たちに渡したワークシートをそのまま地デジテレビに投影するのではなく、地デジテレビにあわせた横長の資料を準備したり、児童が書き込んだワークシートをクリアファイルに挟んで、実物投影機で投影し、水マーカーで書き込みしながら説明するなど、アナログ的な工夫も見られました。

   蛍光灯の影響が無い場所への実物投影機の設置、プロジェクターのスピーカー音量を上げ、実物投影機のマイクを使った児童の説明の拡声、実物投影機の投影範囲にあわせたワークシート工夫、地デジテレビの投影資料にさらなる工夫の余地はありますが、新規導入機器を活用した授業の実践事例として、他の学校にも参考になる授業だと思いました。