浦研ダイアリー

音楽 音楽の一部を修正できるアプリ

 CDから取り込んだ曲や録音した曲の一部の音量を操作できます。

 音楽をリアルタイムに可視化させた上で範囲指定し、その中と外の音量と定位を修正できるiPad用アプリ『R-Mix Tab』が12月8日に発売されました。ボーカルの部分を範囲指定して音量を下げたり、楽器の部分を指定してそれ以外の範囲の音量を下げて強調することが出来ます。

 定位のはっきりした音楽であれば、DAWで記録されたデータのようにパートのソロ演奏やミュート演奏のようなことがCDから取り込んだ曲や録音した曲で行えます。これから発売されるWindows版やMac版のように、
トラックを追加して編集したり、指定した場所にエフェクトをかけたり、ピッチやテンポを修正したり、修正した結果を保存することは出来ませんが、iPad版の新たな機能としてアップデートで追加されるかも知れません。

 学校での活用としては、オーケストラの一部を抜き出してパートの練習に活用したり、一部をミュートして楽器用のカラオケのような使い方が出来そうです。これまでMIDIデータで行っていた楽を分析するような聞き方も、このアプリで可能になるかもしれません。

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