*浦研ダイアリー*

音楽 CDの曲のキーを変えずにスピードを変更 無料!

【聞々ハヤえもん】CDの再生速度、再生周波数、音程を自由に変更できるソフト。
   こども青少年課の職員から、『曲のスピードを下げてCDにする事は出来ませんか?』との質問がありました。中国泉洲市を訪問する子どもたちが中国語で曲を披露する予定で、その練習のために速度を落とした曲が必要とのことでした。
IT指導員にたずねたところ、【聞々ハヤえもん】というフリーソフトで出来そうだと紹介され、こども青少年課からメールで送られてきたWMAファイルで試してみました。

   【聞々ハヤえもん】にWMAファイルをドラッグ&ドロップで読み込ませ、速度を80%に落として、CD作成用のWAVファイルと、確認用のMP3ファイルを作成しました。こども青少年課にメールでMP3ファイルを送り内容を確認してもらい、Windows付属の【Media Player】でWAVファイルからCDを作成しました。

   「CDの再生速度、再生周波数、音程を自由に変更できる」サウンドプレイヤー【聞々ハヤえもん】は、今回、必要に迫られて活用してみましたが、小中学校でも活用できそうなフリーソフトなので、箇条書きで活用シーンを紹介します。あらかじめ、CDをPCに取り込んでおけば、簡単に行なえます。

   ①語学学習CDのキーを変えずに速度を落として、A-Bリピートを使いフレーズの練習。
   ②歌の練習でボーカルが目立たないようにイコライザーで調整して、歌いやすいキーに変更して練習。
   ③音楽CDの特定の楽器が目立つようにイコライザーで調整して、速度を落としてA-Bリピートで繰り返し練習。
   ④音楽CDの特定の楽器が目立たないようにイコライザーで調整して、速度を落としてA-Bリピートで繰り返し練習。
   ⑤ダンスの練習でピッチを変えずにリズムを変更して、練習に活用。
   ⑥変更した曲や音声をWAVファイルで保存してCDプレーヤーで聞けるようにする。
   ⑦
変更した曲や音声をMP3ファイルで保存して携帯音楽プレーヤーやiPhone等で活用する。


   フリーソフトなので使ってみたいという先生がおられましたら、IT指導員におたずねになるか、教育研究所にご連絡下さい。
※USBメモリーからも運用可能なソフトなので、曲と一緒に持ち歩けば、様々なPCで活用できます。



【関連記事】
学校で活用出来そうな音楽アプリ【THR Session】