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ひらめき クラウドサービスについて

   ICT活用研修等で、クラウドサービスについて断片的にお話する場面があります。すでに十分な理解のもと活用されている先生方もおられるようですが、それと知らなくても活用はされていると思います。浦添市や浦添市教育委員会が地域イントラ内で提供する【ガルーン】【AIPO】【コラボノート】【てぃだメーリング】などの「プライベートクラウド」は、クラウドサービスだと意識することなく活用されていると思います。また、【Gmail】【Yahoo!メール】【Youtube】など、広くインターネット上で提供されている「パブリッククラウド」もクラウドサービスであることを意識せずに使われているようです。

   「パブリッククラウド」の場合、インターネットに接続できる環境であればどこでも活用できます。クラウドストレージであれば職場のPCで保存して自宅のPCで開いたりiPadやiPhoneなどの携帯端末で開くことも可能です。クラウドストレージを活用するようになってから、USBメモリーを使わなくなりました。
※クラウドストレージでは、USBメモリーと同様に、個人情報を含むデータは利用せず、どうしても必要な場合はファイル単位でパスワードをかけて、『アタッシェケース』などでさらに暗号化して利用しています。

   クラウドのメールサービスは純粋にメールとして活用する他に、その他のクラウドサービスの登録の際にも活用しています。私の場合、Googleのアカウントを取得して、Google自体のサービスである 【Gmail】 【カレンダー】 【Google Drive】 の活用であったり、そのメールアドレスで【Youtube】【Cacoo】【Dropbox】【e-Teachers】【Skype】 などのアカウントを取得して活用しています。iPadを活用するためのApple IDの取得もGmailメールのアドレスを使っており、iPadアプリのFaceTimeが使用するメールアドレスもGmailを使っています。PCの活用、iPadやiPhoneなどの携帯端末の活用に、クラウドサービスは欠かせないものとなっております。

   今は必要に迫られておりませんが、無料のクラウドストレージの容量が不足した場合には、パーソナルストレージの導入を考えております。自宅のパソコンを立ち上げておけば、iPad2から遠隔操作でファイルを取り出したり、自宅のパソコンにある曲を聴いたりするなど、パーソナルストレージと同様のことは可能ですが、そのためだけにパソコンをつけっぱなしにするのは無駄なので、追加するHDをインターネット経由で外部からアクセス可能なNASの導入で考えています。最近のNASは省電力でなおかつ電源を入れっぱなしの方が故障が少ないようなので好都合です。

  アイ・オー・データ機器「RockDisk」で快適“パーソナルクラウド”生活!   日経トレンディネット より
  自分専用のクラウドストレージを作れる「Pogoplug」の衝撃   日経トレンディネットより

   クラウドサービスを知ることによって、現在お持ちのPCや携帯端末の能力が飛躍的にアップすると思われます。実際に活用しているクラウドサービスの事例を箇条書きで示します。使えそうなものがあれば【Gmail】などのフリーメールの取得から始めて、実際に試してみてください。

   ①【Gmail】宛てにファイルを送付して自宅で開いて作業を継続。(これまではUSBメモリー)
   ②【Dropbox】を使ってメールで送れない大きなファイルを送付。(これまではUSBメモリー)
   ③【Dropbox】を使ってファイルをPCからiPad2に転送。
   ④ iPad2で編集したビデオを【Youtube】に掲載してHPで公開。
   ⑤【Cacoo】で作成した説明図をHPやKeynoteで活用。
   ⑥【e-Teachers】からPowerPoint教材をPCやiPad / iPod Touchにダウンロードして活用。
   ⑦【Googleカレンダー】をPCで入力してiPod Touchアプリで閲覧。
   ⑧【Dropbox】で東京にいる子供に音楽データを送付。
   ⑨【Skype】で東京にいる子供とビデオ通話。
   ⑩【Gmail】アドレスでFaceTimeを登録し、コンビニの無料Wi-fiを使ってiPod Touchによる沖縄-東京間のテレビ電話。


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