浦研ダイアリー

会議・研修 研究協力員 授業実践 (前田小 當間先生)

   前田小学校の研究協力員、 當間先生による3年生の国語 『漢字の組み立てを楽しもう』 の授業を参観させていただきました。
 
   授業の前半は、黒板を使い、「へん」 の特徴について基本的な事項を確認し、「きへん」 、「にんべん」 などのつく漢字を発表させ、先生が板書するという普通の授業内容でした。授業の中盤から、「ごんべん」 は何に関係する字に多いかをグループで考えさせ、考えをまとめ、グループ間で共有するツールとして、iPadアプリ【ロイロノート】が使われていました。「さんずい」を使った漢字を集める場面では、グループの全員がかわりばんこに手書きで漢字をロイロノートの手書きカードに書き込み、無線の【トンネル】機能を使って全てのiPadに送付、地デジテレビ接続した教師のiPad mini で提示を行っていました。授業のまとめは、先生がロイロノートを使って事前に準備した手書きのフラッシュカードで振り返りを行っていました。
   グループの全員に発表資料の作成に関わらせ、地デジテレビにその内容を拡大提示する後半の授業は、児童生徒用タブレット端末無しでは実現が難しい内容だと感じました。