ブログ

情報処理・パソコン iPad2 / iPhone4Sを書画カメラとして使う!

 『Genius Scan』等のスキャンアプリを使って、iPad2 / iPhone4Sを書画カメラのように使用する事が出来ます。写真撮影⇒スキャン⇒投影までの流れを示しますので参考にして下さい。
 他にも、有料で高機能なアプリもあると思いますが、使用事例の一つとしてお読みください。

 Genius Scan【iPhone・iPod Touch用 iPad互換】価格: 無料(記事掲載時)
 書画カメラのスキャンのように、iPad2やiPhone4Sのカメラで撮影した画像の台形補正・画像補整を行い保存するアプリ。カメラで撮影した写真をそのまま投影するよりも、見やすい画像で提示出来たり、Keynote等の別のアプリで利用する場合に使いやすい素材とすることが出来ます。

 ①『Genius Scan』のCameraで撮影(Libraryから撮影済みの写真を修整することも可能。) 
  スキャンするものの四隅が写るように撮影するのがコツ。新聞の一部などをスキャンする場合は
 四角い枠を書いて認識させたり、そのまま撮影してスキャンする範囲を指で指定する方法でも行え
 ます。書画カメラと同様、写真からのスキャンなので、紙資料だけではなく、ホワイトボードや黒板、
 壁の掲示物、展示パネルなどでもスキャンしてデータ化することが可能です。
 ②四隅が正しく認識されていていれば[Select]を押し、ずれている場合は指で四隅を併せて[Select]を押す

 ③スキャン結果が表示されるので、必要があれば[Enhancement]で画像補整して右下の⇒をタップ

 ④左下に表示されるフィルムマークをタップするとカメラロールに保存される

 ⑤『写真』アプリのカメラロールから開いて提示

①-1 カメラをタップ ①-2 ホワイトボードを撮影 ②[Select]をタップするとオレンジの枠で囲まれた部分がスキャンされる ③[Enhancement]で画像補整して右下の⇒をタップ  ④フィルムマークをタップしてカメラロールに保存 ⑤『写真』アプリで画像閲覧。
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されるので説明文と併せてご覧下さい。

スキャンされた画像
 上記の作業でスキャンしたホワイトボードの画像。ホワイトボードの四隅が自動認識され、台形補正と画像補正されてカメラロールに保存されました。 (掲載画像は画質を落として縮小してあります。)

 カラーでなく白黒で保存したり、撮影画像そのままに台形補正だけ行うことも出来ます。

 ※カメラ画質が悪いiPad2でも細かな文字でなければスキャンは可能です。

 ※iPhone4Sだともっと綺麗にスキャン出来ます。


※無線投影をせずにケーブル接続の方法であれば、iPhone4S以外のスマートフォンや携帯電話で可能なものもあります。名刺スキャン機能で同様のことが出来ますのでお手持ちの機器で『書画カメラ』が実現出来るかもしれません。

 大量の資料の電子化やきれいな資料の作成には、複合機やドキュメントスキャナを使って下さい。この方法でのスキャンは、その場でホワイトボード等に書き込まれたものや出先で見つけた掲示物を資料化する場合、児童生徒のノートやワークシートを即座に地デジテレビに投影する場合に有効です。地デジテレビでは写真をそのまま提示するより見やすい資料となります。