*浦研ダイアリー*

令和6年度 第53期長期教育研究員「研究報告会」及び「修了式」(R7.3.25)

 第53回長期研究員研究報告会・修了式が去った3月25日(火)に開催しました。

長期研究員の3名は、今年度4月から9月までの事前研修会を経て、10月に入所してから約半年間に取り組んだ研究報告を、特別研究員の2名は今年度1年間、自立支援教室「ひなた」及び適応指導教室「いまあじ」での実践報告を行いました。それぞれが現在の教育課程や県・市の施策等に向き合った研究実践を行い、その成果を現場に戻り還元していきます。

〈こども園 環境〉

 ・好奇心を持ち、探究する活動を楽しむ子どもの育成

   ー物の物質や仕組みに興味・関心を持つ環境構成と援助の工夫を通してー

〈小学校 算数〉

 ・数学的に考え、問題発見・解決する児童の育成

   ー統合的・発展的な考え方を働かせる個別最適で協働的な学びの実践を通してー

〈中学校 特別活動〉

 ・自発的、自治的に活動する生徒の育成

   ー学級活動(1)の学習過程を踏まえた計画的な実践を通してー

〈自立支援〉

 ・自己効力感を育む支援の工夫 ー自立支援室での成功体験とそのふりかえりの積み重ねを通してー

〈教育相談〉

 ・社会的自立に向けた進路選択ができる生徒の育成

   ー学習用端末を活用した学習支援と他者との関わりを通してー

また、引き続き行われた修了式では、狩俣直美所長から1人1人に修了証が手渡され、浦添市教育長、那覇教育事務所班長、所属学校長から激励の言葉を頂きました。

研究員からのあいさつでは、研修の機会を得られたことへの喜びや感謝とともに1年間及び半年間の苦労話などを交えながら、研修の成果とこれからの教育活動への新たな決意が述べられました。

5名の研究員の皆さん、大変お疲れ様でした。長期研究の成果を各学校で存分に発揮して頑張ってください。