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了解 令和2年度浦添市ICTエバンジェリスト公開授業②

令和2年7月13日(月)1・2校時
浦添市立当山小学校 エバンジェリスト 石川肇教諭(T1)、2年4組担任 古堅南美教諭(T2)
教科等:図画工作
単元名:「ふしぎなたまご」
目 標:たまごから生まれてくるものを想像して、たまごの模様や生まれたものを絵に表す。
準備物:パソコン教室設置パソコン(タブレット型で使用)、プログラミングソフト「ビスケット」、図画工作で描いた「ふしぎなたまご」の絵(クレパス等を使用)

本時の展開

①動画(Society5.0広報動画)を観て、自分たちが暮らしている世の中が、これからどんどん生活の中にコンピュータが
入ってくるものになることを感じ取る。(プログラミングを学ぶ必要性の意識化)

②LINEラインスタンプを見せ、わたしたちが描いた絵が世界中の人々に愛され、販売されることがあるということから、パソコンで絵を描くことについての意欲を高める。

③めあて「色をくふうして、パソコンでふしぎなたまごをかいてみよう!」を提示し、図画工作で描いた「ふしぎなたまご」の作品についてみんなで価値付る。

④「ビスケット」の操作方法や色の選択の仕方、線の太さの変え方等について伝える。

⑤たまごを思い思いに、何個も描く。また、割れたたまごや生まれてくるものを描く。

⑥プログラミングツールの「メガネ」の使い方を例示する。

⑦実際に「メガネ」を使って、たまごをふ化させたり、たまごに動きを付けたりする。

⑧お互いの作品を持ち寄って、たまごふ化ゲームを楽しむ。

⑨お互いの作品を取り上げて鑑賞する。また工夫したところを発表する。

感 想

◇ 図画工作で体を使って制作した作品と連動しながらパソコンで絵を描き、プログラミングにつなげているのがとてもよかった。

◇パソコンで絵を描くということで子供にとって何度もやり直しが効くため、とてものびのびと描くことができていた。

◇割れたたまごやそこから生まれてくるものを描くときに、たまごづくりに没頭する子供がいた。 授業の流れとして、操作方法や描き方を一つ一つ順序立てて教えていくという方法と、まず、完成形を提示し、その完成形に至るプロセスを子供たち自身が考えながら創作していくという方法とがあるのではないか。完成形を示すことで、たまごづくりから次のステップへスムーズに移行しやすくなるのではないかと感じた。

◇最終的に、すべての子どもが作品を制作し、お互いにゲームを楽しむことができた。「ビスケット」の魅力を発見することができた。学習の最後には、しっかりと本学習の振り返りを行い、自らの学びやプログラミングの良さなどについて自覚化できるようにすることが求められる。