ICT関連情報

『ICT関連情報』

音楽 楽器としてのiPhone / iPod Touch

楽器としてのiPhone / iPod Touch iPadが曲作りや楽器として使えることは音楽ツールとしての iPad で紹介しましたが、iPhone / iPod Touchで楽器というと、演奏することが出来ず、音を出せるだけのオモチャのようなイメージが強いのではないかと思います。しかし、下記に紹介するビデオでもわかるとおり、充分演奏に耐えるアプリも登場しています。趣味で楽しむ他、学芸会の効果音作り、音楽の授業等、学校でも使えるかも?
 米のR&Bシンガー「Jason Derulo」のヒットナンバーIt GirlをiPad楽器アプリでカバーしています。


 DigiEnsembleというドイツのグループがiPhone/iPod Touch / iPadアプリ「ThumbJam」を使って室内楽を演奏しています。


 こちらは「ThumbJam」を使ってDigiEnsembleがバンド演奏しています。


 KimYeoHeeという韓国の歌手がiPhoneを複数使ってパフォーマンスを行っています。


 Rend Collective ExperimentというアイルランドのバンドがiPhoneを使って演奏しています。


 「ThumbJam」を紹介するビデオ。ループでバッキングを作り、演奏しているビデオです。


音楽ツールとしての iPad ・・・こちらもご覧下さい。

情報処理・パソコン ICT活用実践事例・資料サイト紹介

ICTに関する実践事例・資料サイト   新規掲載


【 浦添市立小中学校 】


ぼく、わたしの意見を世界へ発信しよう!【実践事例 : 沢岻小学校
5年生の国語の学習 『ぼく、わたしの意見を世界へ発信しよう!』 で、子どもたちの意見をHPに掲載しています。(2013/11/15)

児童によるホームページ更新【実践事例 : 牧港小学校
6年生の国語の授業 『学校案内パンフレットを作ろう』 で、子どもたちにHP更新を体験させています。(2013/05/28)


児童によるホームページ更新【実践事例 : 牧港小学校
授業の一環として、教師立ち合いのもと、児童にHP更新を体験させています。(2012/05/25)


情報処理・パソコン iPad2を教室に持ち込んで何ができる?

KeynoteをKeynote Remoteから遠隔操作
最近のICT関連の研修会では地デジテレビ活用の一例を提案する目的で、iPad2を使ったプレゼンを行っています。

その際に、先生方から『何ができるの?』とよく聞かれるので、これまで紹介してきたことも含めて、授業に活用できそうな内容を箇条書きでまとめてみます。興味のある方だけご覧下さい。




①遠隔地との交流学習
iPad2同士で行える『テレビ電話』機能と、デジタルAVケーブルを使ってテレビ出力する機能を組み合わせて手軽に実現できます。10数年前に衛星回線を使って大東島の小学校と浦添の小学校間で行われた遠隔地交流と同じことが、インターネットとスレート端末で行える時代となっております。

  Facetiime交流授業ができました ・・・ iPad2を地デジテレビにつなぎ、遠隔地の教室とリアルタイムにビデオ交流。


②デジタルデータの地デジテレビへの提示
iPad2で収集した写真・動画・電子辞書・電子書籍・PDF資料等、また、iPad2アプリの全ての操作をデジタルAVケーブルを使って地デジテレビに手軽に出力できます。特別なキー操作や設定も不要で、iPad2をHDMIケーブルでつないで、地デジテレビの入力を切り替え、数秒待つだけです。瞬時に起動するiPad2に見せたいものを事前に収集して整理しておけば、授業に手軽に取り入れられます。VGAケーブルを使うとHDMIを持たないプロジェクタでも投影できます。動画を撮影して即座に投影、写真を撮影して即座にスライドショーなど、パソコンでは少々面倒くさいことでも手軽に行えます。


③写真・動画の撮影と編集、プレゼン資料の作成
iPad2で収集した写真・動画を組み合わせてタイトル等を加えた映像資料を動画編集アプリiMovieを使って手軽に作成出来ます。理科の実験や家庭科の教材で、動画で見せると効果的なものを、iPad2だけですぐに作成できます。さらに、編集した動画と撮影・収集した画像を使ってプレゼンアプリKeynoteで資料として仕上げることもできます。
  ダンスの練習用ビデオを編集する ・・・ iPhone4のみで教材動画を作成。(iMovie)


④録音・録画、編集した動画からディスク作成
iPad2で録音・録画したデータをパソコンに送り、CDやDVDを手軽に作成することが出来ます。


⑤インターネットの地デジテレビへの提示
ポケットWi-Fiを使えば、グーグルアース等のインターネットサイトを、デジタルAVケーブルを使って地デジテレビに手軽に出力できます。子供たちからの質問に、ネットを駆使して答えることも可能です。


⑥地デジテレビへ提示したPDF資料への書き込み
指やペンで提示したPDF資料へ書き込みが出来ます。拡大・縮小も指を使って自在に行えます。PDF資料はPowerPoint等のデジタルデータから簡単に作成でき、印刷物や手書き資料でも複合機等で手軽にPDFを作成できます。
  iPadにペンで書き込む ・・・ iPad2にペンで電子黒板のように書き込む様子が見られます。


⑦プレゼン資料を遠隔操作
地デジテレビに接続したiPad2のプレゼンアプリKeynoteをiPhoneまたはiPod touchのKeynote Remoteから手軽に遠隔操作出来ます。
VGAケーブルでiPad2をプロジェクタにつなぎ、iPhoneやiPod touchで操作することも出来ます。
  【iPhoneアプリ】Keynote Remote・・・ 学校現場での使用事例。

※AirPlayミラーリングが実現するとHDMIが付いていない機器での活用ぐらいで、使用の機会は減ると思われます。


⑧iPad2の表示を無線で地デジテレビへ提示
・・・ 2011年10月12日に登場するiOS5で実現
Apple TVを使って、iPad2の表示の全てを地デジテレビへ無線で掲示(AirPlayミラーリング)することができます。これで、iPad2を教室内で持ち歩き、子供たちに操作させることも可能となります。現在でもスライドショーや動画再生、音楽再生など、一部のアプリは無線で出力(AirPlay)できます。

【iPad2のAirPlayミラーリング】
ワイヤレスで、iPad 2にあるものをなんでもApple TV経由で地デジテレビにストリーミング配信できます。教室にいる児童生徒が大画面で見るのは、iPadに表示されているのとまったく同じ。iPadでプレゼンを操作しても、写真を拡大・縮小しても、PDF資料に書き込みしても、動画教材を再生しても、それがそのまま大画面に映し出されます。

[動画]iPadでiOS5に新しく搭載されたAirPlayミラーリング機能



iPad2の利点は、手軽に持ち歩きできるほど軽量なこと、カバーを開けるだけですぐに使える状態になること、それ自体で動画・写真撮影、また、ネットから情報収集して資料を作成し、そのまま発表に使えること、地デジテレビに簡単に出力できることなどが挙げられます。
iPad2はデータの出し入れに無線LAN環境が必要だったり、クラウドサービスを活用する場面があったり、パスワードを入力する場面が多々あり、使いやすいように作り上げていく感覚の、個人ツールの色彩が濃い機器なので、万人にお勧めすることは出来ませんが、ノートパソコンでプレゼンをしたことがある方であれば、十分に使いこなせ、得られる便利さは凄いの一言です。沖縄県内の先生方の中にも、その便利さに気がつき、教室に持ち込んで活用されている方もおられます。個人で楽しむことから始めて、授業や校務でも活用する形が理想的かな?と思います