カテゴリ:iPad/iPhone【教具】
プロジェクタで AirPlayミラーリング
最近のプロジェクタはHDMI端子を持つものも登場して、簡単にAirPlayミラーリングを行うことが可能となっていますが、浦添市立小中学校に配備されているプロジェクタにはHDMI端子が付いたものはありません。iPad2やiPhone4Sの画面をプロジェクタで投影するには、Apple VGAアダプタ を使い、iPad2やiPhone4Sと有線接続する方法しかありません。
研究所が所有するCanon SX7は、HDMI端子はありませんが、DVI端子があったのでHDMI-DVI変換ケーブルでApple TVに接続して、AirPlayミラーリングを試してみたところ、上手くいきました。Canon SX7は体育館で使用可能なほど明るいプロジェクタで、研究所での使用に支障が無い場合には学校への貸し出しも行っております。学校行事・研究発表の際の借用はもとより、iPad2 / iPhone4SのAirPlayミラーリングによるプレゼンで使えることもわかりましたので、その活用・試用での借用を希望される先生も、機種をCanon SX7と指定して研究所と借用について調整して下さい。
※この方法でAirPlayミラーリングを行う場合、音声は出力されません。HDMI端子を持つプロジェクタは音声も出力されます。
※HDMI-DVI変換と違い、HDMIから通常のアナログPC端子(HDMI-VGA)への変換は単純ではないようです。
「音の鳴る絵」 が作れるiPad2用アプリ 『paintone』
『paintone』は、描いた絵・撮影した写真の切り抜きに、音を貼り付けることが出来る無料のiPad2用アプリ。
複数の音が付いた絵をパーツとして保存して、それを画面に自在に配置出来ます。
特別支援学級・小学校英語の教材作成ツール等で活用出来ると思います。
←クリックで画像拡大
動画では、幼児がこのアプリを使って、「音の鳴る絵」を作る様子を見ることが出来ます。簡単に作成出来ることが一目瞭然ですので、是非ご覧下さい。
ホームボタンを酷使しない方法
iPhoneやiPadの不具合で良く耳にするのは、ホームボタンの故障です。予防策は出来るだけホームボタンを使用しないことで、iPadではマルチタスキングジェスチャー(4本指・5本指でアプリをすばやく切り替えたり、起動アプリを一瞬で表示したりできる機能)でホームボタンを押さずにホームに戻したり起動アプリの表示を行えますが、iPhoneでは、ホームボタンを押さなければなりません。Assistive Touchという機能を使うと、ホームボタンを押さずに画面上のボタンでホームボタンを表示させ、操作が行えるようになります。
設定⇒一般⇒アクセシビティー⇒Assistive Touchオン
で画面上にボタンが現れ、[ホームをトリプルクリック]の項目を[Assistive Touchを切り替える]に設定しておけば、邪魔な場合には画面上のボタンをタップして現れる画面上のホームボタンをトリプルタップすることで画面から消すことが出来ます。復活させたい場合は実物のホームボタンをトリプルクリックすると現れます。iPadでは必要性を感じませんが、iPhoneは試してみる価値があると思います。
詳細な説明がリンク先にありますので興味のある方はご覧下さい。
ホームボタンが効きが悪いなら使わなければいい。iOS5のAssistiveTouchが超絶便利な件。
【iPad】コラムの紹介
パソコン活用サイト【PC Online】は、PDF関連記事掲載サイト紹介でも掲載しております。そちらにも役立つ情報がありますので、是非一度ご覧になって下さい。
PDF関連記事掲載サイト紹介
iPad2 / iPhone4Sを使えるようにするまで
設定に関しては、アップルストア等の販売店で購入すれば手伝ってもらえるかもしれません。
【iPad2購入前までに行なうこと】
①購入するiPad2をWi-FiにするかWi-Fi+3Gにするか決める
②購入するiPad2の保存容量(16/32/64)を決める
③自宅にWi-Fi環境を整える(自宅にインターネット環境が無い場合は携帯Wi-Fiのみの方法もある。)
④Googleアカウントを取得する
⑤パソコンにiTunesをインストールしてGoogleメールアドレスでApple IDを取得(複数の方法があるが、クレジットカードを登録した方が便利。)
※自宅にWi-Fi環境がある方は③は不要で、有線LAN環境の方は無線ルータを加えることでWi-Fi環境はすぐに整います。
※個人的にはWi-FI版の保存容量32GBが無難かと思います。月々の使用料が発生せず、自宅で作業を行い、学校では無線ルーターとApple TVまたはHDMIケーブルとApple Digital AVアダプタで有線接続するなど、通信費用がかからない方法で活用を始め、自宅のWi-Fi環境で使い慣れて来たら、目的にあわせて関連機器を揃えていく方が良いと思います。インターネットへの常時接続が必要だと感じたら、携帯Wi-Fiを導入するといった段階を踏んだ活用が可能です。動画教材を山ほど作りたいという方は最大容量の64GBをお勧めします。
【iPad2購入後に行なうこと】
①Apple IDを設定する
②Googleメールを設定する
上記の設定を完了するとWi-Fi環境下で様々なことが出来るようになります。ここまでが敷居の高い部分かと思われ、それ以降は先に実践されている先生方と同じアプリを使ってその実践を真似ていくだけで楽しく活用出来ると思います。
Googleメールアカウントの取得は、Apple IDの取得の際に必要なメールアドレスを得ることと、Google自体のクラウドサービスや、その他のクラウドサービスを活用するために必要です。Apple IDはアプリや音楽・映画などの購入や各種設定に必要です。Apple IDが同一の機器はアプリも共有出来ます。iPad2で購入したアプリが、iPhone4S / iPod Touchで追加料金無しで使えます。
Apple TVと携帯Wi-Fiまたは携帯ルーターを加えるとAirPlayミラーリングまで行なえます。
※3月7日にはiPad3と新型Apple TVの発表があるといううわさもあります。購入をお考えの方はもうしばらく待った方が良さそうです。
教具としての iPad2【実践事例】
※上記記事はiOS5になる前の設定手順なので、パソコンに直接接続することなく設定を行うことも出来ます。
iPad2と地デジテレビへの接続機器を常時持ち歩いておりますので、教育研究所に来所して頂ければAirPlayミラーリングやプレゼンアプリ・研究所ホームページで紹介したアプリを要望に応じてすぐにお見せ出来ます。おいでになる際には事前にご連絡下さい。
『iPad2活用研修』 実施【牧港小学校】
説明不足の点も多かったと思います。もっと知りたい部分や実際のプレゼン作成・音楽作成等をご覧になりたいなど、具体的な内容があれば、教育研究所まで遠慮なくご連絡ください。
ビデオが録画されておらず、掲載をお約束していたiPod Touchで撮影・編集したビデオの掲載は出来なくなりました。過去に同様の方法で作成したビデオが、掲載ビデオ一覧にありますのでそちらをご覧ください。
掲載ビデオ一覧
撮影した画像にそのまま線が引けるアプリ
iPad2をお使いの浦添小学校の先生から、机間巡視しながら子供たちのノートや発表資料をカメラで撮影して地デジテレビに提示する場合に、『撮影した画像にそのまま線が引けるアプリが無いか』との質問がありました。
以前、このホームページでも紹介した無料の手書きメモ追加アプリ『Skitch for iPad』 は、撮影した画像にそのまま線などを書き込むことが出来ます。それ以外にも色々なことが可能となっていますので、興味のある方は下記のリンクよりご覧下さい。
残念ながらiPad専用のアプリで、iPhone4Sでは使用出来ませんが、iPhone4Sで使えるアプリも探せばあるかもしれません。また、『Skitch for iPad』がユニバーサルアプリとしてiPhone4Sでも使えるようになるかもしれません。になりました。
手書きメモ追加アプリ 『Skitch for iPad』
『児童生徒の発表資料を瞬時に提示』
※この画像も、画面撮影⇒画像読み込み⇒書き込み⇒保存という手順で 『Skitch for iPad』 で作成。
このアプリを実際に授業で使用された先生は、実践内容を学校HPでご紹介下さい。お待ちしております。
研究所においで頂ければ、 『Skitch for iPad』 をどのように使用するのかをすぐにお見せ出来ます。
iPad2活用研修を受講予定の皆様へ
研究所ダイアリーでカテゴリーを《iPad2/iPhone4S》に絞ってご覧頂き、見たいアプリや活用法があれば、研修当日お知らせ下さい。
iPad2研修となっておりますが、最近所有されている方が増えているiPhone4Sでも同様のことが可能ですので、iPad2に興味がある方はもちろん、iPhone4Sを所有されている方にも役立つ内容です。お手元のiPhone4Sを『プレゼンツール』、『教材作成ツール』として活用出来る内容なので積極的に参加されることをお勧めいたします。
iPad2について
iPhone4Sについて
青空文庫や自作の本をiBooksで読む方法!
以前、顔の動きでページがめくれるPDFリーダー【MagicReader】を紹介しましたが、その作者の方のブログ『STUDIO LOUPE』に、青空文庫をiBooksで読む方法についての記事が掲載されていたので紹介します。
概要は以下の通り。
①WindowsまたはMacで【Sigil】というアプリケーションをダウンロード
②青空文庫のサイトで好きな本をダウンロード(XHTMLファイル)
③【Sigil】で読み込み、言語設定をJapanese(日本語)にする
④[File] ⇒ [Save As…] で保存(EPUBファイルで保存される。)
⑤iPadにiTunesで送るかメールで送り、iBooksで開く
概要だけではわかりづらいという方は、下記のリンクより記事をご覧下さい。
青空文庫や自作の本をiBooksで読む方法! 『STUDIO LOUPE』より
※iBooks形式・ePUB形式・PDFなど、電子書籍関連の情報が増え、活用の方法も日々進化しているようです。
iPhone / iPadで読めるEPUBマガジンの紹介
Mac用の電子教科書作成アプリ【iBooks Author】
電子書籍投稿サービス『iPadZine』
iPad2で児童生徒の発表資料を瞬時に提示
iPad2のAirPlayミラーリング機能を使うと、机間巡視しながら子供たちのノートや発表資料を内蔵カメラで撮影して、瞬時に地デジテレビに提示出来ます。
プレゼン資料も準備しておけば、切り替えて提示することも出来ます。
内蔵カメラは、iPhone4Sが格段に性能が良くフラッシュもあるため、iPad2よりもiPhone4Sが、この使い方には向いています。
港川小学校で、上記のような授業が行われていますので、興味がある方は下記のリンクよりご覧下さい。
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されます。
港川小学校でiPad2を使った授業!
港川小学校でiPhone4Sを使った授業!
撮影した資料に即座に書き込みを行う場合は、以前、このホームページでも紹介した手書きメモ追加アプリ 『Skitch for iPad』が便利です。そのような使い方をしたいとお考えの先生は下記のリンクをご覧下さい。
手書きメモ追加アプリ 『Skitch for iPad』
画面右上からログインしてください。ログイン方法は各学校の情報担当にご確認ください。
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