浦研ダイアリー

2012年1月の記事一覧

会議・研修 沖データプレゼン

   沖データの営業の方が来所され、プリンターの新製品の紹介と、印刷物からデジタルデータにアクセスする【Grid Onput】をプレゼンして頂きました。
興洋電子の営業の方と沖データの担当者。 前回のプレゼンの件や今回の提案内容についての情報交換の様子。

   【Grid Onput】は、紙に印刷したホームページをクリックしてパソコン上のコンテンツをコントロールする感覚のツールです。印刷された紙の中に情報が書き込まれていて、専用ペンでクリックするとリンクされた動画や静止画、サイト、ドキュメントが提示されます。現在、小学校に導入している電子教科書的な資料の作成も可能です。紙の上にリンクが貼れると言った方が判りやすいかもしれません。
   以前プレゼンして頂いた
【Open STAGE】が、印刷物をクリックすると地デジテレビなどのディスプレイに表示され、書き込みができ、無線液晶タブレットのように使用出来たのにも驚きましたが、今回は、その技術を書き込みではなく、コンテンツの操作に変えて実現しているようです。
印刷した資料をペンでクリックすると動画が再生されたり言語を切り替えたりできました。【パソコン接続タイプのペン】 沖データの技術の方が説明。 あらかじめペンに情報を記憶させ、パソコンレスでペンに発音させることも出来ます。【パソコンレスタイプのペン】
観光パンフレットをクリックすることでデジタルデータを再生。動画が流れたり、その言語を切り替えたり、説明文を表示したり、まるでホームページを紙として抜き出した感覚です。【パソコンに接続したペンを使用】 紙をペンでタッチすると英語で発音します。【くもんの英語教材で使われているペンも同じ仕組みだそうです。】 4つの言語で音声が出る 『紙』 しばい。文字にタッチするとペンから音声が流れます。【パソコンレス】
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されます。

   印刷された学校要覧をクリックすると音声で読み上げたり、学校新聞をクリックすると学校行事の動画が再生されたりなど、紙とデジタルデータの融合した資料が作成できるそうです。印刷物をラミネート加工しても使用可能とのことなので、英語の学習・ドリル学習・調べ学習などの完成した教材を教室用のパソコンや図書館のパソコンの側にファイルしておいて、インタラクティブな使用の際にはペンを使うといった使用法が考えられます。
   教材を作成するという手間はかかりますが、紙をクリックする操作は、低学年の児童や特別支援学級の子どもたちに適していると思われ、印刷機+ソフトで、その作成環境が揃うというのは魅力的だと感じました。メーカーの方には、購入後すぐに使用体験ができるよう、無償の教材の収集、提供をされるよう提案しました。



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