浦研ダイアリー

2013年1月の記事一覧

音楽 SoundFont について 【更新】

   藤本健の“DTMステーション” に 『改めて見直そうよ、SoundFont』 という記事が掲載されているので紹介します。
   SoundFontはその名のとおり、音色をワープロの文字のフォントのように扱えるようにしたもので、SoundFontを差し替えると音色が変わるイメージです。研究所HPでも無料で使えるGM音源、フリーのSoundFontをWindowsのシーケンサーで活用することや、最近ではiOS音楽アプリの bs-16i で活用出来ることを紹介してきましたが、いまいち伝えきれていない感じでした。
   フリーのSoundFontはネット上に数多く存在するので、iOS機器による音楽作成に興味のある方は記事をお読みになり、記事の中で紹介する Today's SoundFont の解説を参考にSoundFontを試してみることをお勧めします。

   iOS音楽アプリの bs-16i の場合は、iTunesのファイル共有機能やOpen In機能※で bs-16i に読み込んでおけば、ネット上で探した楽器が bs-16i で使用できます。Youtubeから、読み込んだSoundFontを bs-16i で呼び出して使用する様子がわかる動画を掲載します。どのようなことが可能になるのかを、動画でご確認ください。
※Open In機能 : いったん、別アプリで開いたファイルを読み込むことができる機能。音楽アプリに限らず、プレゼンアプリでも活用できます。
 

  改めて見直そうよ、SoundFont   藤本健の“DTMステーション”


【bs-16i】16パート使用可能なプレイバックサンプラーアプリ。
bs-16i   《ユニバーサルアプリ》
   16パート使用可能なプレイバックサンプラーアプリ。鍵盤楽器、MIDI音源、MIDIプレーヤーとして使えます。
   SoundFontに対応しているので、インターネットに多数存在するフリーの音源素材を使って演奏したりMIDI音源として活用することができます。また、GM/GS対応のSoundFontがプリインストールされているのでGM/GS対応音源としてすぐに使用することが出来ます。
  ハード音源とパソコンを使って始めた頃のDTM環境と比べると、夢のような環境です。(SC-55MK2・SB-55・ノートPCをポケットに入れて持ち歩けるようなものです。)

  外部音源としても利用可能な、超強力iPad用国産ソフトシンセ、bs-16i    藤本健の“DTMステーション”

   続きに、『
ネットで探したSoundFontを【bs-16i】で使用する方法』を追加しました。
   
ネットで探したSoundFontを【bs-16i】で使用する方法

   【Free SF2】というSoundFont掲載サイトを例に、説明します。エレキギターの音色を探して【bs-16i】で使えるようにするまでの流れです。
   高価な楽器を使って作成されたSoundFontもあり、この方法(Open In機能)をマスターすると、Webから楽器を拾ってくるような感覚で様々な楽器が使用できます。

①Guitarをタップし、音色を選ぶ・・・Marshall Stratocasterを選んでみました。
 

②SoundFont(.SF2)であれば【bs-16i】に直接読み込めるので[次の方法で開く]
[bs-16iで開く]をタップして読み込む
  
※圧縮ファイルの場合は、GoodReaderなどの解凍可能なアプリを経由させる必要があります。

③右上の歯車マークをタップして[
SoundFont][Library #2][Inbox]をタップ
  

Marshall Stratocasterを選び元の画面に戻り、鍵盤の上の横長のボタンで使用音色にMarshall Stratocasterを指定する
 

   これでマーシャルのアンプを通したストラトキャスターのギター音色が使える状態
   SoundFontと同様にMIDIデータもOpen In機能を使って読み込むことができます。パソコンからDropboxにMIDIデータを送り、iPad miniの【bs-16i】で読み込む流れを説明します。

①iPad miniのDropboxを開き、MIDIデータを開き下向きの矢印をタップ・・・MIDIデータはDropboxでは表示されませんが大丈夫です。


②Open Inが可能なアプリが表示されるので【bs-16i】をタップするとSongのInboxに読み込まれる
 


③右上の歯車マークをタップして[Song][Library][Inbox]をタップしてMIDIデータを指定


   これで
GMのSoundFontを使ってMIDIデータが再生できます。
0