*浦研ダイアリー*

2013年6月の記事一覧

ひらめき iPad mini 活用授業【宮城小】

ゆびドリル 小学生かんじ 全学年無料版
   宮城小学校の特別支援学級の5名の児童が、iPad mini を使って、書き順・書き取りの勉強を行ったそうです。
   
宮城小学校でのiPad mini 活用授業、第一弾のようです。

   使用したアプリは 【ゆびドリル 小学生かんじ 全学年無料版】、【書き順ロボ FREE 漢字一年生 for iPad】、【書き順ロボ FREE 漢字一年生 for iPad】、【書き順ロボ FREE 漢字四年生 for iPad】 の4つ。カタカナの書き順をする子、ひらがなの書き順をする子、漢字の書き順をする子など、児童にあわせて使うアプリを変えたようです。問題は次々提示され、「バトルモード」でロボと対決するゲーム的な要素もあり、子供たちは集中して勉強できたようです。
   宮城小学校ではiPad mini を先生方にばらばらに渡さずに、ある程度まとめて使うことを中心とした活用をなさるそうです。
宮城小学校のように、iPad mini に先生方が慣れると、児童生徒に使用させる事例も増えてくると思われます。
   
※ 教育用途のアプリであれば、学校長の許可の元、学校用 iPad mini にインストール可能です。教師の提示用としての使用だけでなく、6台まとめて班別学習等の活用もお試し下さい。



※ 学校用 iPad mini の活用事例がありましたら教育研究所までお知らせください。取材に伺って他の学校に向けてHPで紹介いたします。
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ひらめき 新規導入機器について

   学校からの依頼に基づき、 『電子黒板機能付きプロジェクター』 、『実物投影機』 、『iPad mini』 などの新規導入機器に関する研修を実施しておりますが、それらの機器は従来の機器と比較して高性能というわけではありません。逆に、パソコンを接続して使用する電子黒板、書画カメラ、ノートパソコンの方が様々なことが可能で、使い方を覚えると高度な提示資料の作成が可能となります。新規導入機器に共通する特徴は、高度な機能やあまり活用されない機能、一度設定するとほとんど使わない機能を省き、必要な機能だけを厳選して付加し、低価格化した機器ということです。
    『電子黒板機能付きプロジェクター』 の書き込み以外の部分は地デジテレビでも可能で、デスクトップPCが接続された地デジテレビなら、NASのデータや複合機から読み取ったPDFなどの提示が即座にできるなど 『電子黒板機能付きプロジェクター』 よりも便利です。 『実物投影機』 もパソコンに接続した書画カメラが可能だった自動スキャン機能などの高度なことはできません。『iPad mini』 も携帯電話の半分以下の能力のCPUとメモリー、デジカメ以下のカメラ、機能の少ないアプリなど、パソコンと比較して非常に低機能です。
 アームを伸ばした状態。 
   そのかわり、一度説明を受けただけで使い始められるシンプルさと、パソコンに依存しないことによる手軽さ、準備に時間がかからないという特徴があります。低価格も特徴です。また、『電子黒板機能付きプロジェクター』 はパソコンを接続することで従来の電子黒板と同等の使い方も可能です。本体だけで完結する機能を多くして手軽さにシフトした機器なので、高度なことをお望みの先生は、既存の電子黒板、書画カメラ、パソコンをお使いください。新規導入機器はシンプルな活用に向いています。授業の中で見せたい資料を手軽に提示したり、書き込みしながら説明したり、教材動画やプレゼン資料を手軽に作成したりするのに向いています。
   全ての機能を理解しなくても、必要に迫られることをシンプルに実現できる手軽なツールとして、新規導入機器を積極的に活用して下さい。
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