ICT活用、iPad / iPhone関連の最新記事は 『ICTダイアリー』 に移動。
第2回 児童生徒スポーツ交流会
種目は『ドッチビー』でした。簡単に説明すると、ドッチボールをとても柔らかいフリスビー(ディスクと呼ぶそうです)を使ってする競技です。全体を5チームに分けてそれぞれ対戦しました。
最初、子どもたちはディスクの扱いに手こずっていましたが次第にコツをつかんいました。試合中の子どもたちは、当てられないように考えながら逃げたり、恐れず正面でキャッチして相手に投げたりと一人ひとりチームの一員としていい働きをしていました。
また最後の感想は、全体の前で発表することができました。
iPad2 / iPhoneをデジカメ・ビデオカメラとして使う!
iPad2 / iPhone / iPod Touchをデジカメやビデオカメラとして活用することをお勧めします。撮影が手軽に行え、地デジテレビへの投影も、無線や有線で簡単に行えるからです。
iPad2の場合は少人数への提示であれば撮影後すぐに見せられる利点があり、iPhone4Sの場合は撮影のしやすさと高画質であるという利点があります。
※AirPlayによる地デジテレビへの無線投影はiOS5にバージョンアップしたiPhoneやiPod Touchでも可能で、無線ではなくHDMIケーブルでも、撮影した動画や静止画を即座に提示することが可能です。
子どもたちの活動の様子を写真やビデオに収めて指導に役立てることはこれまでも行われていると思いますが、iPad2やiPhone4Sであれば、撮影と投影が手軽に行えるため、デジカメやビデオカメラとして様々な場面で活用出来ると思います。iPad2 / iPhone4Sの活用事例としてインターネットに掲載されていた活用事例を箇条書きで紹介します。
【動画】
①運動会のリレーの練習をビデオ撮影して教室に戻って指導
②運動会のダンス練習用ビデオを撮影してくり返し見せる
③合唱練習の様子を撮影して指導に活用
④校外活動の様子を撮影して給食時間に見せる
⑤家庭科で調理のポイントを動画で撮影し指導に活用
⑥コンパスの使い方・定規の使い方を動画で撮影し指導に活用
【写真】
①セカンドスクールや修学旅行などのスライドショー
②バットスイングを動画で撮影してスローでポーズを決め、静止画で取り出し版画の題材として使用
③バットを握る手の形を撮影して木版画の下書きに活用
④行事のスナップを動画で数十秒単位で行い、動画から写真を取り出して活用
⑤学級懇談会の際にクラスの様子をスライドショーで紹介
※動画・写真の撮影と地デジテレビ・プロジェクタなどへの投影が手軽に出来るということを意識して活用シーンを検討して頂ければ、色々なアイディアが出てきそうです。撮影した動画・写真を『iMovie』、『Keynote』を使って、作品や教材に仕上げることも可能です。
iPad2 / iPhone4Sを書画カメラとして使う!
『Genius Scan』等のスキャンアプリを使って、iPad2 / iPhone4Sを書画カメラのように使用する事が出来ます。写真撮影⇒スキャン⇒投影までの流れを示しますので参考にして下さい。
他にも、有料で高機能なアプリもあると思いますが、使用事例の一つとしてお読みください。
Genius Scan【iPhone・iPod Touch用 iPad互換】価格: 無料(記事掲載時)
書画カメラのスキャンのように、iPad2やiPhone4Sのカメラで撮影した画像の台形補正・画像補整を行い保存するアプリ。カメラで撮影した写真をそのまま投影するよりも、見やすい画像で提示出来たり、Keynote等の別のアプリで利用する場合に使いやすい素材とすることが出来ます。
①『Genius Scan』のCameraで撮影(Libraryから撮影済みの写真を修整することも可能。)
スキャンするものの四隅が写るように撮影するのがコツ。新聞の一部などをスキャンする場合は
四角い枠を書いて認識させたり、そのまま撮影してスキャンする範囲を指で指定する方法でも行え
ます。書画カメラと同様、写真からのスキャンなので、紙資料だけではなく、ホワイトボードや黒板、
壁の掲示物、展示パネルなどでもスキャンしてデータ化することが可能です。
②四隅が正しく認識されていていれば[Select]を押し、ずれている場合は指で四隅を併せて[Select]を押す
③スキャン結果が表示されるので、必要があれば[Enhancement]で画像補整して右下の⇒をタップ
④左下に表示されるフィルムマークをタップするとカメラロールに保存される
⑤『写真』アプリのカメラロールから開いて提示
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されるので説明文と併せてご覧下さい。
上記の作業でスキャンしたホワイトボードの画像。ホワイトボードの四隅が自動認識され、台形補正と画像補正されてカメラロールに保存されました。 (掲載画像は画質を落として縮小してあります。)
カラーでなく白黒で保存したり、撮影画像そのままに台形補正だけ行うことも出来ます。
※カメラ画質が悪いiPad2でも細かな文字でなければスキャンは可能です。
※iPhone4Sだともっと綺麗にスキャン出来ます。
※無線投影をせずにケーブル接続の方法であれば、iPhone4S以外のスマートフォンや携帯電話で可能なものもあります。名刺スキャン機能で同様のことが出来ますのでお手持ちの機器で『書画カメラ』が実現出来るかもしれません。
大量の資料の電子化やきれいな資料の作成には、複合機やドキュメントスキャナを使って下さい。この方法でのスキャンは、その場でホワイトボード等に書き込まれたものや出先で見つけた掲示物を資料化する場合、児童生徒のノートやワークシートを即座に地デジテレビに投影する場合に有効です。地デジテレビでは写真をそのまま提示するより見やすい資料となります。
iPad2 / iPhone4Sを実物投影機として使う!
標準の『カメラ』アプリを使って、iPad2 / iPhone4Sを実物投影機として使用する事が出来ます。Apple TVを使ったAirPlayミラーリングにより、iPad2とiPhone4Sは無線で地デジテレビに投影出来るので、本物の実物投影機より便利かもしれません。
簡単ですので、Apple TVてAirPlayミラーリングを行っている方は是非お試し下さい。
①子どもたちの手元を地デジテレビに映して全員で見る
②児童生徒に手伝わせて教師の手元を地デジテレビに映して全員で見る
③フレキシブルアームに取り付け教師の手元を地デジテレビに映して全員で見る
授業の中でチョットだけ手元の動きを見せたいと思う場面は数多くあると思います。その様な時、いちいち書画カメラを設置して行うことは出来ません。また、デジカメをケーブルで接続しても同様のことが可能ですが、アナログ接続のため画質が荒く、またケーブルの長さによる制限もあります。
iPad2やiPhone4Sをお持ちで、それを無線で地デジテレビに投影出来る設定(Apple TVの接続と無線ルーターの設定)を済ませておけば、教室のどこでも、即座に、地デジテレビの電源を入れるだけで、実物投影機が使用出来る状態を作り出すことが出来ます。
※無線投影をせずにケーブル接続の方法であれば、iPhone4S以外のスマートフォンや携帯電話で可能なものもありますので、お手持ちの機器で『実物投影機』が実現出来るかもしれません。
iPad2 / iPhone4Sでプレゼンを作成する!
iPad2やiPhine4Sを授業での活用をお考えの先生方が最も気になるアプリは『Keynote』だと思います。『iMovie』の場合もそうでしたが、『Keynote』も同様で、iPad2で使い始めるとほとんど全ての作業がiPad2で完結するため、研修会等でのプレゼンは自然と『Keynote』で行うようになっています。
『iMovie』では活用の流れを紹介しましたが、『Keynote』はPowerPointとの比較と実際の活用事例を箇条書きで紹介します。
Keynote 【ユニバーサルアプリ】価格: 850円(記事掲載時)
iPad2やiPhone4S等のiOS機器で使えるプレゼンテーション作成アプリ。ユニバーサルアプリなので1つ購入すれば同じIDのiOS機器で共用できます。メニューも4つと少なく、PowerPointのように多機能なアプリではありませんが、プレゼンに必要と思われる機能は一通り揃っており、ユーザーからの要望で機能が追加されたりもします。
①PowerPointデータを『Keynote』でそのまま活用
iTunesまたはドロップボックス経由でPowerPointデータを読み込む。フラッシュ教材や、PowerPointの機能を多用せず普通に作成したPowerPointデータは、手直しすることなく活用出来る場合がほとんどです。
※完成した資料であれば、拡大縮小や手書き入力が可能なPDFに変換して活用する方法もあります。
②ホームページから切り貼りでプレゼン作成
ホームページに掲載した写真や文書を『Keynote』を使って切り貼りで資料を作成。PowerPointの場合はUSBメモリーにコピーして学校のPCを借用してプレゼンを行っていたが、Keynoteで作成するとそのままiPad2を使ってプレゼン出来る。
③『Keynote』で新規作成
写真や動画素材の収集・インターネットからの素材収集・動画編集・写真加工など、iPad2本体で素材収集が可能なため、新たに作成するプレゼンは『Keynote』で作成するようになりました。他の方に資料を渡す場合は、PDFして提供しています。
『iMovie』のおかげで動画編集も簡単に行えるため、PowerPointではやったことのない動画素材の活用も『Keynote』では行うようになっています。
※iPad2とiPhone4Sの両方をお持ちの方は、素材の撮影にはiPhone4Sをお使い下さい。画質が格段に違います。
凝ったデータを作成しようとするとどうしてもPowerPointで作成したくなりますが、Keynoteで出来る範囲でシンプルに作成する方が私には合っているようです。短い時間でリハーサルが出来たり、手直しもすぐに可能なため、思った以上に快適です。
Keynoteはユニバーサルアプリで、iPad2だけでなくiPhone4SやiPod Touchとデータの同期が可能な点も快適です。どの機器で作成を始めても、別の機器で続きから作成出来たり、カメラ画質の良いiPhone4Sで素材を集め、iPad2で仕上げ、リハーサルはiPhone4S、プレゼン本番はiPad2という使い方も出来ます。
iPad2 / iPhone4Sで動画編集する!
iPad2やiPhine4Sを所有する先生方に是非お試し頂きたいことの一つに、『iMovie』を使った動画編集があります。パソコンとiPad2やiPhine4Sを比較して、動画の編集が最も違いを感じるからです。パソコンを使った動画編集については、方法は知っていても手軽に行えないため、実際に動画を完成させたことがありませんでしたが、『iMovie』では、使ってすぐに動画の編集が出来、現在ではホームページへの動画掲載も気軽に行えるようになっています。※ビデオ一覧 をご覧下さい。
他にも、有料や無料で同様の機能を持つアプリもあると思いますが、使用事例の一つとしてお読みください。
iMovie 【ユニバーサルアプリ】価格: 450円(記事掲載時)
動画・静止画・音楽・ナレーション等を組み合わせて動画を編集するアプリ。Youtubeのアカウント登録を行っておけば、作成した動画の掲載も即座に行えます。
事例は、ホームページ掲載用の1分前後の動画編集とYoutubeへの掲載、ホームページへの掲載までの流れです。理科や家庭科の教材ビデオをホームページに掲載するイメージでご覧下さい。
①タイトル用の写真を撮影
写真が加工できるカメラ(私の場合はPaper Camera)でイラストのように加工。
②編集素材を録画
伝えたい内容が何かを考え、使用する動画を前後に余裕を持って1分程度、必要なカット撮影。
③iMovieで動画編集
iMovieをタップし、+マークをタップすると新規作成の状態となるので①の写真を読み込んでダブルタップでスタイルをタップ、タイトルを入力。動画を読み込んで必要な部分を残してつなげたり動画自体に説明文を加えて編集。必要に応じてBGMやナレーションを加える。
④Youtubeへのアップロード※事前にアカウントの登録が必要。
iMovieの★マークをタップして、初期画面の右向きの⇒を押すと現れるメニューからYoutubeへの保存を選び、タイトル等、必要事項を入力してアップロード。※iMovieから上手くアップロード出来ない場合は、一旦カメラロールに保存して『写真』からアップロードしています。
⑤ホームページへの掲載
パソコンで、Youtubeのマイページに動画が掲載されたことを確認し、その動画の上で右クリックして埋め込みコードをコピーして、ホームページの記事掲載画面でHTMLに切り替えて貼り付ける。
他にも授業に役立ちそうなアプリを紹介しておりますので、下記のリンクもご覧ください。
授業に役立つiOSアプリ紹介
理科・家庭科・体育など、動画資料があれば、理解が深まったり興味が高まる場面は数多くあると思われますが、その作成に時間がかかってしまうため活用が少なかったと思います。電子教科書やネット動画でも同様の動画資料を見つけることが出来るのですが、ご自分の意図した動画でない場合もあります。セカンドスクール・修学旅行・校外学習などのイベントの記録も手軽に行えます。活字にすると難しそうに見えますが、今まで難しかった動画編集が本当に簡単に行えますのでiPad2やiPhoneをお持ちの方は是非お試し下さい。
※iPad2とiPhone4Sの両方をお持ちの方は、撮影にはiPhone4Sをお使い下さい。画質が格段に違います。
F-secure検討三者会
iPad版GarageBandで宅録
Youtubeの動画に、GarageBandで曲作りを行う様子がありましたので掲載します。
実際の曲作りの様子がそのまま掲載されていますので、ご覧頂けばGarageBandで行う音楽作成の流れがわかると思います。
マイクを接続したボーカルの録音とサンブラー機能、ループ素材の使用は紹介されていませんが、GarageBandでどのように曲を作っていくかを理解するのに適したビデオだと思います。
興味のある方は>> ☆★動画を見る★☆ <<をクリックしてご覧ください。
①ドラム【Smart Drums】
②ベース【Smart Drums】
③ギター【Smart Guitar】
④ギター【外部ギター録音】
⑤キーボード【Smart Keybord】
⑥メロディ【外部MIDI鍵盤でKeybord録音】
iPad2をギター用エフェクターとして使う!
とりあえず、GarageBandのアンプシミュレーションを通して録音したり、『Mobile POD』で色々なアンプ・キャビネット・エフェクタを組み合わせて音を出してみました。
これで、iPad2で音楽作成を行うためのオーディオインターフェース『Mobile In』・MIDIインターフェース『iRig MIDI』・外部MIDIキーボード『M-Audio Keystation Mini32』が揃い、パソコンと変わらぬ環境が整いました。それぞれの機器の機能については、続きからビデオで確認して下さい。
『Mobile POD』はユニバーサルアプリで、iPhoneでも使用できるので、ギターをお持ちの方はポケットに録音スタジオが納まる感覚かもしれません。ちなみに、『Mobile POD』は、LINE6のPOD 2.0をそのままアプリ化したもののようです。
私は持ち歩くことを想定して複数の機材を揃えましたが、持ち歩かず、据え置きで既存の機器を活用するのであればALESIS iODock一つで済ませることも出来ます。ALESIS iODockは、iPadを差し込むと様々なインターフェースが活用可能となり、既存の機器やマイク、楽器を接続でき、パソコンとの連携も可能となる機器で、据え置きと書きましたが、持ち運びも十分可能なサイズです。
常に設置しておけるスペースがあるのであれば、非常に魅力的な機器です。
公式ホームページの紹介動画。使用前・使用後の違いがわかります。
2011年楽器フェアでの紹介ビデオ。使い方の紹介をしています。
『Mobile In』と『Mobile POD』を使ってのギター演奏の様子。
【iRig MIDI・Sample Tank】紹介ビデオ
公式ホームページの紹介動画。実際の使用法がわかります。ビデオの後半にはGarageBandで使用する場面もあります。
【Keystation Mini32】紹介ビデオ
公式ホームページの紹介動画。GarageBand for iPad の入力に使用する様子が見れます。
【ALESIS iO Dock】紹介ビデオ
iPad / iPad2にオーディオ / MIDIの入出力などの機能を拡張するドッキング・ステーション 『ALESIS iO Dock』。
iPad2でPDF資料を持ち歩く!
先生方がiPadを購入して、間違いなく使用するであろうPDF資料やPDF書籍の活用について、実際のアプリの使用例を紹介します。授業に役立つiOSアプリ紹介にも掲載はしておりますが、実際の使用方を示すことで、試行錯誤で苦労せずに使い始めることが出来ると考え、記事掲載いたしました。他にも、有料や無料で同様の機能を持つアプリもあると思いますが、使用事例の一つとしてお読みください。
i文庫HD 【iPad用】
本来は、青空文庫(著作権が消滅した文学作品等を公開するネット上の電子図書館)を読むためのアプリ。
PDFデータを読み込んで本棚に並べる形で整理ができるのでPDF資料の閲覧用アプリとして活用しています。
①フォルダをあらかじめ作成しておく
大量のPDF資料を整理するために、フォルダをあらかじめ作成しておくことをお勧めします。一つのフォルダに次々データを入れていくと資料が増えてきたときに整理が難しくなります。私は、『絵本』『雑誌』『資料』『素材』『文部科学省』などのフォルダを作成して整理し、必要に応じてフォルダを増やしていく予定です。
②本棚をあらかじめ作成しておく
フォルダはデータの整理のために作成しますが、本棚は閲覧のために作成します。フォルダと同じ本棚を作成しても良いのですが、私は『資料』の本棚に『素材』『文部科学省』も入れて閲覧しています。『絵本』『雑誌』はフォルダと本棚が一致しています。
③ドロップボックスの登録 出先のパソコンからPDFデータを読み込むために、i文庫HDで活用可能なクラウドストレージ『ドロップボックス』の登録を行うことをお勧めします。
ドロップボックスから読み込んだ資料は、ドロップボックスで削除すると読めなくなるので、ドロップボックスから読み込むものは一時的な提示を行うものにしています。
※メールで送る場合は、クラウドのメール『Gmail』を活用しています。
※インターネットサイトからのPDF資料の読み込みはi文庫HDのフォルダからアドレスを指定することで可能。パソコンでダウンロードしたものはドロップボックスかiTunesで読み込むことになります。ここで紹介した方法以外にも、メールで送ったりなど色々な方法があると思いますのでご自分で試して使い慣れることをお勧めします。どのように資料を整理・保存していくのかを最初で決めておくこともお勧めします。
書き込みしながら提示する場合は、i文庫HDのフォルダからGoodNotesに渡す形で開きます。
GoodNotesでは、マーカーを引いたり、手書き文字を加えたり、アンダーラインを引きながら提示できます。
紙資料を大量に持ち歩いている方にとって、電子書籍化して全てを持ち歩けるiPad2はそれだけでも非常に役立つ機器だと思います。浦添市立小中学校には紙資料をPDF化出来る機器が複数ありますので、個人で準備する必要もありません。
プレゼン・スライドショー・動画編集と提示・テレビ電話・書画カメラ・音楽作成など、他にも授業に役立ちそうなアプリを紹介しておりますので、下記のリンクからご覧ください。
授業に役立つiOSアプリ紹介
iPad / iPhone導入事例の紹介
教育に関する事例を2つピックアップして紹介致します。幼稚園児に使用させている事例と、学習塾での活用事例です。
卓球大会 & クラフト作成
本日、教育相談室『くくむい』主催の卓球大会&クラフト作成がありました。いまぁじから通級生一名、体験通級生二名、教育実践ボランティア、スタッフが参加しました。
卓球では、いまぁじ生、くくむい相談生でリーグ戦が行われ、レベルの高い白熱した試合となりました。クラフト作成では、立体的なクリスマスカードやお正月をモチーフにした季節感あふれるペーパークラフトを作りました。
参加した生徒は、普段なかなか交流することがない、くくむい相談生と楽しい時間を過ごし、「(卓球で)勝てて嬉しかった。」「(クラフトは)細かいところが難しいが楽しかった」と話していました。
GarageBandに関する質問
iPod Touch / iPhone / iPad用の音楽制作アプリ『GarageBand』
に関する質問が何件かありましたので、こちらにまとめて掲載します。
質問①:どのようなアプリですか?
8トラックに、内蔵する音源や接続したマイク・ギターなどを録音出来ます。楽器が弾けなくてもある程度の曲が作成できるようスマートキーボードやスマートドラムといった簡単演奏ツールがあったり、外部鍵盤・ギター・ベース・マイクをつないで録音することができたりする録音スタジオのようなアプリ。『GarageBand』はパソコンの音楽作成ソフトと違いメニューも3つと少なく、何でも出来るといったアプリではありませんが、音楽作成に必要と思われる機能は網羅しており、ユーザーからの要望で機能が追加されたりもします。(ユニバーサル化や自由にコードの指定が出来るようになる等)コード譜があれば、コードをスマートギターやスマートキーボードに指定して演奏を重ね、スマートドラムでリズムを付ければバンド演奏の完成です。
iPadだけでなく、ポケットに収まる携帯電話(iPhone)や携帯音楽プレーヤー(iPod Touch)でも曲作りや演奏が出来ます。
質問②:記録した演奏のキーやテンポの変更は出来ますか?
スパナマークをタップして現れる、設定の中で簡単に行えます。
スパナマークの左隣のスライダーマークはトラックごとのエフェクト調整やクオンタイズ・トランスポーズなどがあり、その隣はループ素材となっており、録音された素材を組み合わせて曲を組み立てていくことも出来ます。曲全体の移調はスパナマークのキー変更で行い、特定のトラックの移調はスライダーマークのトランスポーズで行うようです。
質問③:譜面での入力は出来ますか?
残念ながら現在はできません。アップデートで出来るようになるかもしれません。
※譜面入力ではありませんが、2012.3.8のアップデートでピアノロールによる入力は出来るようになりました。
質問③:音符の個別の修正は出来ますか?
残念ながら現在はできません。MacのGarageBandに渡して修正することは出来ます。
※2012.3.8のアップデートでピアノロール編集機能が加わり、可能となりました。
『GarageBand』は驚くほど低価格、なおかつ楽器の演奏が出来る人もそうでない人も曲作りが始められる懐の深いアプリです。地デジテレビに鍵盤を映し出して鍵盤の動きと共に、色々な楽器の音を聞かせることも出来ますので、それだけでも音楽の授業に生かせそうです。鍵盤をつないで演奏を記録し、子供たちが歌いにくそうにしていたらキーを変更して歌いやすくするなど、通信カラオケのような使い方も出来ます。(実は、通信カラオケも、GarageBandの楽器と同様のMIDIという規格で作られています。通信で送られてきた楽譜をカラオケ機器内の楽器で演奏しています。)
『GarageBand』の詳しい内容は下記のリンクよりご覧下さい。
校内LAN整備状況確認
本年度整備を実施したのは、当山小学校・前田小学校・仲西中学校・神森中学校・港川中学校の5校です。
校内LAN機器の設置状況を確認し、機器の切り替え後不具合が発生していないかの聞き取りを行いましたが、各校とも『順調に使用出来ている』とのことでした。安定した校内LAN環境の下、ICT機器の活用が活発に行われるものと期待しています。
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されます。
iPad2活用プレゼン実施【前田小学校】
前田小学校の教頭先生の依頼で、 iPad2の教室での活用に関するプレゼンを行いました。
前田小学校に伺う前に、最強の状態でプレゼンできるよう、係長からポケットWi-Fiをお借りして、事前に研究所でAirPlayの接続テストを行いました。
前回のテストで、ポケットWi-Fiの『プライバシーセパレータの項目を無効』にしなければAirPlayミラーリングが出来ないことがわかっていたので、無効にする方法をインターネットで調べて変更を行い、AirPlayミラーリングが出来、インターネットが使用できることを確認して、校内LAN接続機器の確認も兼ねて、前田小学校に伺いました。
※前田小学校訪問前に、5分程度の接続テストを行い、その様子をiPod Touchで録画・編集したものです。
【前田小学校での研修の様子】
教頭先生お一人での受講となりましたが、その分、具体的な質問にもお答えすることが出来、iPad2やiPhone4Sを教具として使用することのメリットをお伝えすることが出来、興味を持って頂けたようです。
ポケットWi-Fiを持参し、インターネットへの接続も可能な最高の状態でのプレゼンでしたが、iPad2やiPhone4Sで出来ることの一部しかお伝えする事が出来ず、個別の活用法は教育研究所HPにまとめてある内容やリンクを見て頂くようご案内しました。
iPad2やiPhone4Sを個人で所有して教具として使うメリットは、機器の空きを気にしたり、設置の時間や煩わしさを省けることや、校内LANやICT機器の揃っていない場所でも、地デジテレビさえあればプレゼンが行えることですが、一番のメリットは、チョットした空き時間にプレゼンのリハーサルが出来たり、色々試しているうちに、iPad2やiPhone4Sの操作に慣れるという点かもしれません。
教頭先生より、今回のプレゼンで使用した機材についてご質問があったので、箇条書きで掲載します。
興味のある方は『続きを読む』をクリックしてご覧ください。
①iPad2(Wi-Fi版)
②スマートカバー(開くと電源オン・閉じると電源オフ)
③HDMIケーブル+Apple TV
④ポケットWi-Fi(インターネット常時接続)または無線ルーター(地デジテレビへの無線接続のみ)
【有線接続の場合】※音楽・楽器アプリは音の微妙な遅れの無いこちらの方法。
①iPad2(Wi-Fi版)
②スマートカバー(開くと電源オン・閉じると電源オフ)
③HDMIケーブル+Digital AVアダプタ(地デジテレビへの接続)またはVGAケーブル+VGAアダプタ(プロジェクタへの接続)
希望する学校に伺って実施する『iPad2プレゼン・活用研修』も引き続き受け付けております。ミラーリングが可能なiPad2・iPhone4Sだけでなく、iPhone4・iPod Touchをお持ちの方でも興味深く受講できる内容です。
詳しい内容は下記のリンクをご覧下さい。
iPad2プレゼン・活用研修の実施について
iPad2プレゼン・活用研修【港川小学校】
iPad活用・教材開発プロジェクトの紹介!
浦添市立小中学校でもiPad2 / iPhone4Sを使った授業を実施する学校が出てきたので、iPadを授業に活用した指導案や授業に活用出来そうなiPadアプリの紹介がある、『iPad活用・教材開発プロジェクト』を、改めて紹介します。指導案はiPad2を児童生徒に使用させる前提のものですが、iPad2やiPhone4Sを教師用プレゼンツールとして活用する場合の参考にもなると思います。
また、デジタル表現研究会には、iPad以外のICT活用に関する資料が数多く掲載されています。
興味のある方は、教材作成 からご覧頂くか、下記のリンクよりご覧下さい。
デジタル表現研究会には先生の道具箱などのページもあります。
教育研究員 『中間報告会』
港川小のiPad2授業に関するコメント!
iPad2とiPhone4で教師の仕事をつくるのコメントに、港川小学校で行われた『iPad2を使った授業』に関する書き込みがありましたのでお知らせします。
下記のリンクの記事のコメントにありますので、記事をご覧になった方も是非ご覧ください。
この記事の下のコメントの部分に、港川小学校で行われた『iPad2を使った授業』に関する書き込みがあります。
コメントの部分にも、役立つ情報の書き込みがありますので、過去の記事のコメントもご覧ください。
iPad2で実際に何が変わったのか!
これまで、『iPad2を教室に持ち込んで何が出来るのか?』という視点で記事を掲載してきました。
今回は角度を変えて、教室や学校での使用ではなく、私自身が実際にiPad2を所有して 『何が変わったのか!』という視点で記事を掲載いたします。
iPad2に興味のある方だけ、ご覧ください。
①出先のPCを借用せずに出前研修を実施
これまで、ICT機器活用研修で学校を訪問する際には、その学校にあるPCを使ってプレゼンを行うため、PowerPointのバージョンが一致するPCを準備してもらったり、動作確認を行ったり、会場の状況を事前に確認する必要がありました。iPad2を所有するようになってからは地デジテレビと電源が確保出来るかを確認するだけです。小さなバッグに収めた機材で地デジテレビに無線接続して、『Keynote』でプレゼンを行っています。急な要請にもすぐに対応可能で、少人数の研修の場合は、iPad2を直接提示して説明したりしております。
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されます。
※学校に伺ってプレゼンを行う際には、ビデオのように無線で接続して行っています。
②iPad2で資料収集・作成
iPad2でプレゼンを行うようになったため、資料の収集もプレゼンの作成もiPad2自体で行うことが増えました。
③ホームページに動画を掲載
動画を使用した方が理解しやすい場合でも、その手間を考えると掲載する気にならなかったが、iPad2だけで簡単に動画編集が出来るようになったため、必要に応じて掲載するようになりました。
※このページに掲載した『AirPlayミラーリングテスト』の動画は、iPad2の操作を説明する必要上、iPod Touchで作成しております。
④Youtube動画を地デジテレビで見る
PCでしか見なかったYoutube動画を、Apple TVの購入を機に無線操作で地デジテレビに送って大画面で見るようになりました。
⑤PCに保存したCDを地デジテレビで聞く
PCに取り込んだが聞くことが少なかったCDを、Apple TVの購入を機に無線操作で地デジテレビに送って聞くようになりました。
⑥スケジュールを確認するようになった
PCに整理したスケジュールが自動的にiPad2に同期され、すばやく確認できるため、スケジュールを確認することが増えました。
⑦ニュースを見るようになった
オフライン(インターネットへの接続なし)で情報が見られるよう、出かける前に毎朝、新聞やインターネットの情報をWi-Fi環境のある自宅で更新しており、その際に目に付いた記事や情報に目を通すようになりました。
⑧音楽作成の再開
今まで曲作りに使用していたPCが壊れてしまい、仕事でのプレゼン用も兼ねて、1.5Kgほどの軽めのWindowsXPノートを購入しましたが、元の音楽制作環境に戻すのが面倒で放置していました。持ち歩いてのプレゼンも、付属品を含めると2Kg近くになってしまうため、ほとんど行っていませんでした。曲作りのスケッチ用に購入したiPad2でしたが、OSやアプリ・アクセサリーの向上で本格的な曲作りが出来る環境になってきて、プレゼンもこなせるため、WindowsXPノートがデスクトップPCの役割、iPad2がWindowsXPノートの代わりを務めています。
※楽器が揃った録音スタジオのようなアプリ『GarageBand』。
※本格的な作曲ツールですが、演奏出来ない方でもある程度の曲作りが体験出来ます。
実際にiPad2を使っていて感じるのは、長時間のバッテリー駆動で常に持ち歩け、開くと即座に使用可能となり、動画や静止画の撮影やインターネットからの情報収集も可能、PC同様のアプリも揃ってきて、モバイルノートパソコンを持ち歩いてプレゼンを行っているような方や、いろいろな資料を提示する必要がある営業マン、もちろん先生方にとっても、使いこなすことで最強の教具・情報ツールとなる、ということです。
iPhone4Sでも同様のことが可能で、画面の小ささとバッテリー駆動時間を除けば、カメラ画質・携帯性で優れ、iPad専用アプリのユニバーサル化で使用できるアプリも増え、iPhone4Sで撮影した写真・作成した『Keynote』などの資料がiPad2に自動的に同期されるので、両方所有すると、状況に応じてどちらを使ってもいいという環境が出来上がります。
港川小学校でiPad2を使った授業!
港川小学校でiPad2の活用研修を実施してから1ヶ月足らず、11月25日に、実際にiPad2を活用した授業が実施されたようです。4年生の算数の授業で、プレゼンアプリの『Keynote』で地デジテレビに問題を提示したり、子供たちのノートをiPad2で撮影して地デジテレビに提示し、児童全員で検討するという場面で活用されたようです。
問題の提示は見やすさを考慮して1問ずつ提示するといった工夫があり、問題の提示・子供たちのノートの撮影と地デジテレビへの投影はiPad2のAirPlayを生かして写真の通り、無線で机間巡視しながら行われているようで、iPad2ならではの活用法だと思います。
記事では『簡単な操作でできるものです。』と書かれてありますが、iPad2でなければ『簡単』とはいかない内容です。これまでの機器で行う場合、ノートPCと書画カメラを接続・設定し、PowerPointと切り替えながら提示しなければならず、無線接続ではないのでノートPCのそばに常にいなければなりません。(詳しい内容は、★既存の方法との違い★をクリックしてご覧下さい。)
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されます。
5年生の授業ではiPhone4Sを使った授業も実施されたようで、その様子は後日、掲載されるようです。
スマートフォンをPC代わりに使う授業は、研究所のHPでお勧めしてしながら、実際には見たことがないので、記事の掲載が楽しみです。
【既存の方法】
①ノートPCを地デジテレビに接続
②ノートPCと書画カメラの接続と設定
③ノートPCに移動してプレゼン提示
④ノートを書画カメラまで持っていき、撮影
⑤書画カメラに移動して撮影したノートを切り替え
【iPad2を使用する方法】
①Apple TVを地デジテレビに接続
②iPad2で無線で地デジテレビにプレゼン提示
③iPad2でノート撮影・無線で地デジテレビに提示
④撮影したノートを無線で切り替え
※Apple TVの常時接続で、①の作業も省けます。地デジテレビをつけるとすぐに、iPad2やiPhone4Sの画像を投影出来ます。 地デジテレビに提示される内容は、どちらも一緒となりますが、機器の設置の部分と授業中の教師の動きを想定すると、授業の進行は今回の場合、iPad2を導入した方がスムーズに行えると思われます。iPad2を持ち歩いて自由に撮影・提示を行っているのと、いちいち機器に戻って撮影・提示を行うのでは大きな違いがあります。
今回のような授業ではなく、班別の発表を行わせるような授業では、書画カメラを活用した方が良さそうです。機材の確保と設置が少々面倒ですが、発表の時、児童に発表資料を書画カメラに置かせるだけで自動で撮影・提示されるので、書画カメラが使用できるのであれば、iPad2を使わず、既存の機器を使う方がスムーズに行えると思われます。
画面右上からログインしてください。ログイン方法は各学校の情報担当にご確認ください。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
7   | 8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   |
14   | 15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   |
21   | 22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |