*浦研ダイアリー*

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会議・研修 研究協力員 授業実践 (浦西中 多和田先生)

   浦西中学校の研究協力員、 多和田先生による1年生の数学 『平面図形』 の授業を参観させていただきました。
 
   既習事項の振り返りは、PowerPointの自作のフラッシュ教材を地デジテレビに提示して行っていました。指定した秒数で自動的に画像が切り替わる提示方法のようでした。フラッシュ型教材で確認した内容をプリントで出題し、フラッシュ型教材の提示の際にメモしたものを使って解答させていました。図形の平行移動や回転移動の説明の際には、視覚的なイメージを持たせる目的で、デジタル教科書のアニメーションを活用していました。
   このスタイルの授業は、浦添市立小中学校の普通教室で、新たなICT機器の持ち込み無しで実現可能な内容です。ICT活用授業の事例として、是非参考にして下さい。
         
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会議・研修 研究協力員 授業実践 (港川小 池田先生)

 
   
港川小学校の研究協力員、 池田先生による4年生の社会 『わたしたちの県のまちづくり』 の授業を参観させていただきました。
 
   既習事項の振り返りは、自作のフラッシュ教材が使用されていました。先生ご自身のiPhoneにPowerPoint資料を読み込み、無線で提示を行い、教室を歩きながら児童の様子を確認しつつ、スライドの操作を行っていました。授業の内容は、与えられた多くの写真・グラフ等の画像データから、班別に指定されたテーマに沿った画像を一人ひとりが選び、ワークシートに発表原稿を書かせ、発表の順番や内容を班内で検討し、iPadアプリ【ロイロノート】を使って発表資料を作成・発表を行うというものでした。45分の授業時間内に収まるのだろうかと心配になるほど盛りだくさんの内容でしたが、iPadリーダーを教師が決め、地デジテレビにタイマーを表示して時間配分通りの授業を行なう工夫があり、時間内に1つの班の発表まで行われました。
   iPadを使用するルールが決められているようで、iPad を手にして騒がしくなる児童に、先生が 『学習規律』 という一言で落ち着きを取り戻す様子を見て、学習規律もICT機器の取り扱いを通して学んでいると感じました。このような多くの写真・グラフ等の画像を使用する授業は、iPadや拡大提示できる地デジテレビや電子黒板が無ければ実現できない内容だとも感じました。
           

   一枚目の写真の実物投影機の側にある黒い箱状のものが
iPhone無線投影を実現するAppleTV、二枚目の写真に写っているHDMIケーブルの先に付いているものがLightning HDMI変換ケーブルで、児童のiPad mini を有線接続で提示するものです。先生方にiPad 等のタブレット端末に慣れて頂く目的で各学校に6セット導入されています。興味のある方は、使用法をご存知の先生に使い方を習うか、IT指導員に活用研修を依頼して、是非体験してみて下さい。
 

【授業で使用されたiOSアプリ】

【Microsoft PowerPoint】マイクロソフトが無料で提供するiOS用 PowerPoint。Microsoft PowerPoint ユニバーサルアプリ
   マイクロソフトが無料で提供するiOS用 PowerPoint。
   PCで作成したファイルの持ち歩き用として重宝しそう。

【ロイロノート】児童生徒によるプレゼンテーションに活用できる教育現場用iPadアプリ。ロイロノート   《iPadアプリ》(記事掲載時 500円学校用iPad mini にインストール済み。
   社会科見学のまとめ学習や、児童生徒によるプレゼンテーションに活用できる 教育現場用iPadアプリ
   写真・動画・テキストをカードのように並べ、線でつなぐだけで見せる順番を決めることができます

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 ロイロノートの使い方  ロイロノート公式ページ

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会議・研修 前田研究員 検証保育 【沢岻幼】

   沢岻幼稚園において、前田一美研究員の検証保育を行いました。

    「進んで体を動かすことを楽しむ幼児の育成」 をテーマに、外遊びやホールで楽しく元気に体を動かして遊ぶ子どもたちを育てることを目標に保育を行っています。
   本時は、ホールの中に公園をつくろうということで、「どんな公園をつくろうか?」 と、話し合いを行った後、みんなで遊具の設置を行いました。
   1人残らず全幼児が元気よく、たくさんの遊具に触れて遊ぶことができました。1時間元気よく活動した子どもたちは、みんな満足した顔でした。子どもたちのなかから、「今度は、運動祭りをしよう!」 という発言もあり、次への意欲も燃やしていました。
  
  
  
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会議・研修 喜屋武研究員 検証授業 【牧港小】

   牧港小学校において、喜屋武真史研究員の検証授業を行いました。
 
   各グループが前時の授業で実験結果の予想を書いたミニホワイトボードをPowerPoint で整理して、学校用iPad mini にインストールしたPowerPoint に読み込み、
iPad mini で書き込みながら前時の振り返りを行っていました。実験後のまとめの発表は、各グループのホワイトボードを学校用iPad mini を使ってその場で撮影し、ホワイトボードが拡大提示された状態で行われていました。全グループの一覧提示は、黒板にミニホワイトボードを貼り付ける形で行っていました。
  
  
  

   今回の授業は、児童のミニホワイトボードを投影するために教室に投影のためのホワイトボードと電子黒板機能付きプロジェクターを運び込み設定を行うなど事前の準備が必要となりましたが、各教室への電子黒板の設置と、その電子黒板と連携して使用できる仕組みのタブレット端末の導入が実現すれば、今回の授業で使用されたミニホワイトボードがタブレット端末に変わり、黒板で行っていた一覧提示は電子黒板で行われることとなります。これまでの授業の延長線上に、ICT機器を活用した 『児童生徒が楽しく参加し、わかる授業』 があるのだと思える授業でした。
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