*浦研ダイアリー*

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汗・焦る 第2回 児童生徒スポーツ交流会

 去った12月2日(金)、見出しの会が沖縄県総合運動公園体育館にて行われました。今回は、「いまぁじ」入級生3名と体験通級生2名、そして「くくむい」相談生1名と教育実践ボランティア1名、引率者4名で参加しました。
 種目は『ドッチビー』でした。簡単に説明すると、ドッチボールをとても柔らかいフリスビー(ディスクと呼ぶそうです)を使ってする競技です。全体を5チームに分けてそれぞれ対戦しました。
 最初、子どもたちはディスクの扱いに手こずっていましたが次第にコツをつかんいました。試合中の子どもたちは、当てられないように考えながら逃げたり、恐れず正面でキャッチして相手に投げたりと一人ひとりチームの一員としていい働きをしていました。
 また最後の感想は、全体の前で発表することができました。

  
 
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情報処理・パソコン iPad2 / iPhoneをデジカメ・ビデオカメラとして使う!

 iPad2 / iPhone / iPod Touchをデジカメやビデオカメラとして活用することをお勧めします。撮影が手軽に行え、地デジテレビへの投影も、無線や有線で簡単に行えるからです。
 iPad2の場合は少人数への提示であれば撮影後すぐに見せられる利点があり、iPhone4Sの場合は撮影のしやすさと高画質であるという利点があります。
※AirPlayによる地デジテレビへの無線投影はiOS5にバージョンアップしたiPhoneやiPod Touchでも可能で、無線ではなくHDMIケーブルでも、撮影した動画や静止画を即座に提示することが可能です。

 子どもたちの活動の様子を写真やビデオに収めて指導に役立てることはこれまでも行われていると思いますが、iPad2やiPhone4Sであれば、撮影と投影が手軽に行えるため、デジカメやビデオカメラとして様々な場面で活用出来ると思います。iPad2 / iPhone4Sの活用事例としてインターネットに掲載されていた活用事例を箇条書きで紹介します。

【動画】
 ①運動会のリレーの練習をビデオ撮影して教室に戻って指導
 ②運動会のダンス練習用ビデオを撮影してくり返し見せる
 ③合唱練習の様子を撮影して指導に活用
 ④校外活動の様子を撮影して給食時間に見せる
 ⑤家庭科で調理のポイントを動画で撮影し指導に活用
 ⑥コンパスの使い方・定規の使い方を動画で撮影し指導に活用

【写真】
 ①セカンドスクールや修学旅行などのスライドショー
 ②バットスイングを動画で撮影してスローでポーズを決め、静止画で取り出し版画の題材として使用
 ③バットを握る手の形を撮影して木版画の下書きに活用
 ④行事のスナップを動画で数十秒単位で行い、動画から写真を取り出して活用
 ⑤学級懇談会の際にクラスの様子をスライドショーで紹介

※動画・写真の撮影と地デジテレビ・プロジェクタなどへの投影が手軽に出来るということを意識して活用シーンを検討して頂ければ、色々なアイディアが出てきそうです。撮影した動画・写真を『iMovie』、『Keynote』を使って、作品や教材に仕上げることも可能です。

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情報処理・パソコン iPad2 / iPhone4Sを書画カメラとして使う!

 『Genius Scan』等のスキャンアプリを使って、iPad2 / iPhone4Sを書画カメラのように使用する事が出来ます。写真撮影⇒スキャン⇒投影までの流れを示しますので参考にして下さい。
 他にも、有料で高機能なアプリもあると思いますが、使用事例の一つとしてお読みください。

 Genius Scan【iPhone・iPod Touch用 iPad互換】価格: 無料(記事掲載時)
 書画カメラのスキャンのように、iPad2やiPhone4Sのカメラで撮影した画像の台形補正・画像補整を行い保存するアプリ。カメラで撮影した写真をそのまま投影するよりも、見やすい画像で提示出来たり、Keynote等の別のアプリで利用する場合に使いやすい素材とすることが出来ます。

 ①『Genius Scan』のCameraで撮影(Libraryから撮影済みの写真を修整することも可能。) 
  スキャンするものの四隅が写るように撮影するのがコツ。新聞の一部などをスキャンする場合は
 四角い枠を書いて認識させたり、そのまま撮影してスキャンする範囲を指で指定する方法でも行え
 ます。書画カメラと同様、写真からのスキャンなので、紙資料だけではなく、ホワイトボードや黒板、
 壁の掲示物、展示パネルなどでもスキャンしてデータ化することが可能です。
 ②四隅が正しく認識されていていれば[Select]を押し、ずれている場合は指で四隅を併せて[Select]を押す

 ③スキャン結果が表示されるので、必要があれば[Enhancement]で画像補整して右下の⇒をタップ

 ④左下に表示されるフィルムマークをタップするとカメラロールに保存される

 ⑤『写真』アプリのカメラロールから開いて提示

①-1 カメラをタップ ①-2 ホワイトボードを撮影 ②[Select]をタップするとオレンジの枠で囲まれた部分がスキャンされる ③[Enhancement]で画像補整して右下の⇒をタップ  ④フィルムマークをタップしてカメラロールに保存 ⑤『写真』アプリで画像閲覧。
※写真の上にマウスカーソルを持って行くと、その写真の説明が表示されるので説明文と併せてご覧下さい。

スキャンされた画像
 上記の作業でスキャンしたホワイトボードの画像。ホワイトボードの四隅が自動認識され、台形補正と画像補正されてカメラロールに保存されました。 (掲載画像は画質を落として縮小してあります。)

 カラーでなく白黒で保存したり、撮影画像そのままに台形補正だけ行うことも出来ます。

 ※カメラ画質が悪いiPad2でも細かな文字でなければスキャンは可能です。

 ※iPhone4Sだともっと綺麗にスキャン出来ます。


※無線投影をせずにケーブル接続の方法であれば、iPhone4S以外のスマートフォンや携帯電話で可能なものもあります。名刺スキャン機能で同様のことが出来ますのでお手持ちの機器で『書画カメラ』が実現出来るかもしれません。

 大量の資料の電子化やきれいな資料の作成には、複合機やドキュメントスキャナを使って下さい。この方法でのスキャンは、その場でホワイトボード等に書き込まれたものや出先で見つけた掲示物を資料化する場合、児童生徒のノートやワークシートを即座に地デジテレビに投影する場合に有効です。地デジテレビでは写真をそのまま提示するより見やすい資料となります。
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情報処理・パソコン iPad2 / iPhone4Sを実物投影機として使う!

 標準の『カメラ』アプリを使って、iPad2 / iPhone4Sを実物投影機として使用する事が出来ます。Apple TVを使ったAirPlayミラーリングにより、iPad2とiPhone4Sは無線で地デジテレビに投影出来るので、本物の実物投影機より便利かもしれません。
 簡単ですので、Apple TVてAirPlayミラーリングを行っている方是非お試し下さい。

 ①子どもたちの手元を地デジテレビに映して全員で見る

 ②児童生徒に手伝わせて教師の手元を地デジテレビに映して全員で見る

 ③フレキシブルアームに取り付け教師の手元を地デジテレビに映して全員で見る

 授業の中でチョットだけ手元の動きを見せたいと思う場面は数多くあると思います。その様な時、いちいち書画カメラを設置して行うことは出来ません。また、デジカメをケーブルで接続しても同様のことが可能ですが、アナログ接続のため画質が荒く、またケーブルの長さによる制限もあります。
 iPad2やiPhone4Sをお持ちで、それを無線で地デジテレビに投影出来る設定(Apple TVの接続と無線ルーターの設定)を済ませておけば、教室のどこでも、即座に、地デジテレビの電源を入れるだけで、実物投影機が使用出来る状態を作り出すことが出来ます。


※無線投影をせずにケーブル接続の方法であれば、iPhone4S以外のスマートフォンや携帯電話で可能なものもありますので、お手持ちの機器で『実物投影機』が実現出来るかもしれません。

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情報処理・パソコン iPad2 / iPhone4Sでプレゼンを作成する!

 iPad2やiPhine4Sを授業での活用をお考えの先生方が最も気になるアプリは『Keynote』だと思います。『iMovie』の場合もそうでしたが、『Keynote』も同様で、iPad2で使い始めるとほとんど全ての作業がiPad2で完結するため、研修会等でのプレゼンは自然と『Keynote』で行うようになっています。
 『iMovie』では活用の流れを紹介しましたが、『Keynote』はPowerPointとの比較と実際の活用事例を箇条書きで紹介します。

 Keynote 【ユニバーサルアプリ】価格: 850円(記事掲載時)
 iPad2やiPhone4S等のiOS機器で使えるプレゼンテーション作成アプリ。ユニバーサルアプリなので1つ購入すれば同じIDのiOS機器で共用できます。メニューも4つと少なく、PowerPointのように多機能なアプリではありませんが、プレゼンに必要と思われる機能は一通り揃っており、ユーザーからの要望で機能が追加されたりもします。

 

①PowerPointデータを『Keynote』でそのまま活用
 iTunesまたはドロップボックス経由でPowerPointデータを読み込む。フラッシュ教材や、PowerPointの機能を多用せず普通に作成したPowerPointデータは、手直しすることなく活用出来る場合がほとんどです。
※完成した資料であれば、拡大縮小や手書き入力が可能なPDFに変換して活用する方法もあります。

 

②ホームページから切り貼りでプレゼン作成

 ホームページに掲載した写真や文書を『Keynote』を使って切り貼りで資料を作成。PowerPointの場合はUSBメモリーにコピーして学校のPCを借用してプレゼンを行っていたが、Keynoteで作成するとそのままiPad2を使ってプレゼン出来る。

③『Keynote』で新規作成
 写真や動画素材の収集・インターネットからの素材収集・動画編集・写真加工など、iPad2本体で素材収集が可能なため、新たに作成するプレゼンは『Keynote』で作成するようになりました。他の方に資料を渡す場合は、PDFして提供しています。
 『iMovie』のおかげで動画編集も簡単に行えるため、PowerPointではやったことのない動画素材の活用も『Keynote』では行うようになっています。

 ※iPad2とiPhone4Sの両方をお持ちの方は、素材の撮影にはiPhone4Sをお使い下さい。画質が格段に違います。


 凝ったデータを作成しようとするとどうしてもPowerPointで作成したくなりますが、Keynoteで出来る範囲でシンプルに作成する方が私には合っているようです。短い時間でリハーサルが出来たり、手直しもすぐに可能なため、思った以上に快適です。
 Keynoteはユニバーサルアプリで、iPad2だけでなくiPhone4SやiPod Touchとデータの同期が可能な点も快適です。どの機器で作成を始めても、別の機器で続きから作成出来たり、カメラ画質の良いiPhone4Sで素材を集め、iPad2で仕上げ、リハーサルはiPhone4S、プレゼン本番はiPad2という使い方も出来ます。


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