① AppleTV 経由で iPad mini を地デジテレビに接続し、【ProTuber】を使って事前に職員室でダウンロードした動画を教室で見る
② 地図記号を【Skitch】を使って作成し、カメラロールに保存して【Keynote】に貼る
③ 電子黒板機能付きプロジェクターのマウス機能を使って、USB接続したPCをプロジェクター付属のペンで操作
先生方からは『AppleTV の接続がイメージしていたより簡単』、『【ProTuber】の操作も簡単』という感想があり、iPad mini が、習うより慣れるといったイメージの機器であることを理解して頂けたようです。また、電子黒板機能付きプロジェクターのマウス機能で電子教科書を操作した際には、驚きの声も上がりました。
6月7日に参加できなかった先生方を中心に、少人数での実施だったので、新規導入機器の概要 ・ 特徴に関する説明は割愛し、ICT授業支援員が 『実物投影機』 、『電子黒板機能付きプロジェクター』 、 『iPad mini 』 の基本的な使い方を実演し、研修の後半は、FaceTime 体験、他の学校での実践事例の紹介や、質問に応える形で【実物投影機の活用事例】、 【電子黒板機能付きプロジェクターの活用事例】、 【iPad mini の活用事例】をいくつか紹介しました。
学校用 iPad mini に インストール済みアプリ については、研究所HPに使い方の概要を掲載していることをお伝えし、常用漢字筆順辞典FREE / iMV for iPad / iMovie /GarageBand などを実際にお見せしました。学校用 iPad mini は、『電子黒板機能付きプロジェクター』 の付属機器としての導入というだけでなく、今後、学校に導入される可能性の高いタブレット端末に慣れて頂くことと、個人所有のiOS機器を授業に導入されている先生方を支援する目的で導入しているので、慣れて頂く目的で特定の先生に一定期間貸し出しして、自宅でも活用させている事例や、児童生徒に使わせることを中心に、授業では『協同学習用』のツールとしての活用をメインに活用している他校の事例をあげ、コンピュータ準備室に眠らせておくことなく、学校の状況に合わせて常に稼動させ、有効活用するようお話しました。
教育研究所のiPad mini 6台も、学校用 iPad mini と同じアプリをインストールして同様の設定にし、IT指導員3名とIT指導員2名、IT担当指導主事それぞれに責任を持って管理してもらい、自宅に持ち帰って使用することも許可して、いち早くiPad mini とインストールされているアプリに慣れてもらうという運用を行なっています。ただ、教育研究所のiPad mini は公的な機器であるため、個人用にカスタマイズすることは禁止しており、撮影した動画・静止画についても使用後速やかに削除するようにしているため、学校用 iPad mini と同様に自由度は低く、係長とIT担当指導主事は、スケジュール管理・プレゼン作成・写真撮影・動画撮影・会議録音など、実際に個人の用途で活用するために iPad mini を購入して、教育研究所のiPad mini を見本に、自分専用のiPad mini を構築中です。研究所の AppleTV で AirPlay ミラーリングを試してから AppleTV を購入したり、HDMI接続に必要な 、Lightning - Digital AVアダプタ、 Toaster PRO なども、研究所にあるもので試して、必要の度合いが高まった段階で購入を予定しているようです。係長は最近、 LAWSON Wi-Fi を設定して、出先でも LAWSON に立ち寄れば無料でインターネットに接続できる環境を手に入れたようです。ホテルのロビーやショッピングモール、喫茶店など、集客の目的で無料で Wi-Fi が使える場所も増えつつあります。ホテルや商業施設に出かけた際に、無料で Wi-Fi が使えないか確認してみるのもいいかもしれません。
学校用 iPad mini の配備以降、iOS機器の購入を検討していた先生が、個人で iPad mini 、 AppleTV 、Digital AVアダプタ、 Toaster PRO などを購入したという話も聞こえてくるようになりました。